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星2つ 企業ダイハツ工業  企業概要

 当社グループは「Innovation for Tomorrow」のスローガンのもと「世界の人々に愛されるスモールカーづくり」を使命として、お客様の視点に立ち、低燃費、高品質、環境・安全対応、お求め易い価格を高次元で融合した商品開発を積極的に推進しております。昨今の地球環境意識の高まり、国内の少子高齢化に伴う世帯人数の減少、新興国でのエントリー需要拡大の中で、「小さく、軽く、安いクルマ」へのお客様のニーズは日々高まっており、当社は「低燃費」「低価格」といったスモールカーならではの本質的魅力をさらに高める技術と商品の開発に注力しております。また、お客様から選ばれる商品をタイムリーに提供するために開発のスピードアップを図ると共に、軽で培った小さな車作り技術の国内外の小型車への展開を進めております。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、468億円であります。
 国内においては、軽の本質(低燃費、低価格)、軽の本流(基本性能、先進装備)を追求し、さらにお客さまの多様なニーズに対応するため、車種ごとの特性に応じて付加価値を加えた車を開発しております。
 平成27年4月に、「ハイゼットカーゴ」と「アトレーワゴン」を一部改良。電子制御4ATや電子スロットルを採用して燃費性能を向上させました。また「ミライース」を一部改良し、ダイハツ独自の「Dラッピング」をルーフに採用し、フィルムラッピングの2トーンカラーとして、カーボン調によるデザイン性の魅力を向上させました。平成27年5月に、「ムーヴ」「タント」を一部改良し、「スマートアシストⅡ」を採用し、「衝突警報機能(対歩行者)」や「車線逸脱警報機能」を追加し、さらに衝突回避支援ブレーキ機能の作動速度を拡大するなど、従来機能も性能向上させました。平成27年6月に、「コペン」の3つ目の意匠となる「コペン セロ」を発売しました。昨年発売した「コペン ローブ」と樹脂外板や灯火器類が交換可能で、世界初の試みとなるDRESS-FORMATIONを実用化しました。平成27年9月に、新型軽乗用車「キャスト」を発売。愛着が湧く普遍的な魅力を持った高いデザインと高い質感を両立させ、さらに多様化するユーザーニーズに応えられるよう世界観の異なる3つのバリエーションを同時に発売しました。

 また、軽自動車を基点としたスモールカー全体のレベルアップを目指して、軽自動車で培ってきた技術を活かして小型車を開発しております。平成28年4月に、新型「ブーン」を発売しました。軽自動車で開発した「e:Sテクノロジー」を採用し、ガソリンエンジン登録車トップの低燃費、求めやすい価格を実現しました。
 引き続き、軽で培ったスペース効率に優れたパッケージング力、低コスト技術、低燃費技術(軽量化・コンベンショナル技術等)を探求するとともに、先進技術の低コスト化・コンパクト化を図り、他社を凌駕する商品力のある車をタイムリーに開発してまいります。なお、当連結会計年度における研究開発費の金額は、446億円であります。
 海外においては、国内における低燃費・低価格なスモールカーづくりのノウハウをベースに、当社の重点市場であるインドネシア・マレーシアにおいて、現地のお客様のニーズを取り入れた地域最適商品の開発を現地事業体と協業で推進しております。平成27年9月に、「セニア」をマイナーチェンジ。新型エンジンを搭載し、また、軽自動車で培ってきた低コスト化や軽量化技術によりプラットフォームを刷新し、FR車ならではの力強い走行性能を高めながら、燃費性能を約16%向上させ、同時に静粛性や操縦安定性、乗り心地も進化させました。引き続き、これまで培った現地のお客様目線に立ったクルマづくりや軽自動車を基盤・基点とした技術開発のノウハウ・プロセスをさらに進化させ、コスト競争力と商品競争力のある小型車を開発してまいります。なお、当連結会計年度における研究開発費の金額は、21億円であります。

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