企業小松ウオール工業東証プライム:7949】「その他製品 twitterでつぶやくへ投稿

  • 早わかり
  • 主な指標
  • 決算書
  • 株価
  • 企業概要
  • 企業配信情報
  • ニュース
  • ブログ
  • 大株主
  • 役員
  • EDINET
  • 順位
  • 就職・採用情報

企業概要

 当社においては、お客様へ快適な空間を提供するため、時流に即した、間仕切の新しい可能性を研究しながら開発を行っております。

 当事業年度における研究開発活動といたしましては、下記の通り新製品9製品を発売いたしました。

(1) 伸縮自在な折れ引き戸「テレスコドア」

 テレスコドアは、通常は引き戸として使用し、必要に応じてコンパクトに折りたたみ、大開口を確保できる折れ引き戸です。上吊り式で床レールも不要のため、安全に大型什器の出し入れが可能です。自立型パーティションとの組み合わせも可能で、特別養護老人ホームの多床室個室化にもご採用いただいております。

(2) 空間をゆるく仕切るデザインフレーム「DECO FRAME」

DECO FRAME は、上下オープンで開放感を保ちながら、空間に合わせたデザインを楽しめる製品です。天井から床までしっかり仕切らず、ゆるく仕切りたい空間にお勧めです。移動または固定タイプから選べ、移動タイプはフレキシブルな空間に、固定タイプはオフィスのエントランスなどの美しく魅せたい空間に適しております。通常、造作工事で取り付けることの多いフェイクグリーンやルーバーも、DECO FRAME であれば後付けで気軽に設置可能です。

(3) 新塗装シリーズ「Copper Series」

Copper SeriesSeries(カッパーシリーズ)は、銅の豊かな表情や彩りから着想を得た新塗装シリーズです。金属のきらめく粒感とマットな仕上げにより、静かに光を返す表面は、様々な素材と調和し、多様化するデザインに新たな選択肢を与えます。

(4) 大きく開いて教室と廊下を繋げる「マイティ-Lux80SP オープンセサミ・H」

 昨年度発売いたしましたマイティ-Lux80SP オープンセサミの吊り戸仕様です。教室と廊下を隔てるパネルが移動し、多目的に使える大空間を気軽に作り出せる特長はそのまま、吊り戸仕様で床レールが不要となりました。床レールが無いことで、中央部オープン時に教室と廊下間の床がフラットになり、子どもの転倒防止に繋がります。

(5) 配管・配線設備をすっきり内蔵できる「ウォールボックス」

 ボックス内に配管・配線設備を内蔵できる奥行きをもったロータイプの自立間仕切です。多くの配管・配線を部屋中に配置する必要のある病院の透析室などにお勧めの製品です。ベッド周りを仕切ることで、患者同士のプライバシーを保ちつつ、設備を美しく内蔵します。表面のパネルは取り外し可能で、設備のメンテナンスも可能です。また、施工性も高く、木造作で対応する場合と比べて現場での作業が少ないため、工事期間短縮も期待できます。

(6) 工場内を安全に仕切る「マニスクリーン」

 マニスクリーンは、工場の機械周りや通路のゾーニングとして使用できる工場用安全柵です。それぞれのスペースを仕切ることで、作業者の安全を守ります。スチールメッシュやクリアパネル、パンチングパネルなどをラインアップし、用途に応じてお選びいただけます。また、各パーツは素材ごとに分別および分解が可能で、廃棄時の環境負荷も考慮した仕様になっております。

(7) 後付けタイプの簡易スライディングウォール「スムースウォール」

 天井解体無しで設置可能な後付けタイプの簡易スライディングウォールです。ストッパー固定で自由な位置に固定できるため、ユーザーの自由な発想に応じた空間活用を叶えます。また、豊富なカラーやパネルバリエーションで、デザインや開放感までこだわることができます。

(8) 木材の風合いを活かしたトイレブース「mokumo」

mokumo は、木片を圧縮したOSB ボードを表面材としたトイレブースです。木片の重なりにより、自然物のような二つとない風合いを持ち、トイレ空間に有機的な印象を与えます。OSB ボードはFM 認証を取得したものを用いており、環境に配慮した仕様となっております。

(9) チャイルドロックで親子に優しいトイレブース「オヤトコブース」

 子ども連れでトイレに入る時に、子どもがロックを開錠してしまう心配を解消する、チャイルドロック付きのトイレブースです。扉上部のチャイルドロックを施錠すると、下部のスライドロックが動かなくなる仕組みで、スライドロックのみでは不安な時に使用することで安心してトイレをご利用いただけます。

 今後もお客様に信頼いただけるよう、高品質且つ独創的な製品や環境に配慮した製品の開発に日々取り組んでまいります。

 なお、当事業年度の研究開発費の金額は、319百万円であります。

PR
検索