光陽社 【東証スタンダード:7946】「その他製品」 へ投稿
企業概要
当社のコーポレートガバナンスの中にはサステナビリティに対する考え方も含まれており、環境問題への課題が特に重要と認識し、環境対応、健康経営、社会貢献、ガバナンスを重視したESG経営の取り組みを行っております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社グループは、国際情勢や社会環境が大きく変化し、今までにも増して環境への意識が高まる中、サステナビリティに関する取り組みを組織全体で責任を共有し、効果的なガバナンスのもとで進めております。特に、経営に影響を及ぼす課題について対応するため、取締役会を中心に経営会議及び代表取締役社長を委員長としたSDGs推進本部を設置しております。
課題に対しては、経営会議及びSDGs推進本部から取締役会に報告することで、取締役会はサステナビリティに関する重要な決定を行い、戦略的方向性を示す役割を果たしております。
(2)戦略
① 当社グループは、これまでにグリーンプリンティング認証取得、再エネ100宣言REActionへの参加、SBT認証の取得、Sedex会員登録等様々な施策に取り組んでまいりました。
そのような中、特に、環境配慮、脱炭素社会への取り組みといった点について注力するため、2022年4月より、印刷物のライフサイクルにおけるCO2排出量を算定し、そのCO2排出量をすべてカーボンオフセットするサービスを開始いたしました。このサービスを通じてカーボンニュートラルな社会の実現を目指し努力を続けてまいります。
② 人財の育成及び社内環境整備に関する方針
当社グループは、社員が成長し様々な仕事ができるように、作業の標準化、社員の多能工化を進めております。また、社員の資格取得を補助する環境となっております。社員が安心して働ける職場をめざし、在宅勤務等様々な勤務体系の導入、産休・育休制度の見直しを行い多様性の確保を推進しております。今後も引き続き、多様な社員が安心して働き続けることができるよう社内環境をアップデートしてまいります。
(3)リスク管理
当社グループは、気候変動や多様性におけるリスクや機会について、全社的にリスク管理を行っております。特に環境面については、電力等の再生可能エネルギーの活用や環境配慮型製品の開発、生産における廃棄物の削減といった対応策を検討・実施し、環境変化に応じて事業計画の見直しを行い継続的に取り組んでまいります。
(4)指標及び目標
当社グループでは、「日印産連オフセット印刷サービスグリーン基準」に基づき、自主的に取り組むべき環境課題として、以下のテーマと活動目標を設定して対策に取り組んでいます。
テーマ | 内容 | 目標 | 実績 |
地球温暖化の防止 | CO2排出量の削減 (Scope1,2) | 前年比2%削減(原単位) | ガソリン100%減(省エネクレジット使用により)電気100%減(再エネ電力及び再エネクレジット使用により) |
カーボンオフセットの推進(EVI・GGP) | 購入量前年比2%増加(原単位) | 5.3%減少 | |
PLATE to PLATE活動への参加 | 100%維持 | 100%維持 | |
大気汚染の防止 | 化学物質の管理 | グリーン基準の遵守 | 100%維持 |
VOC拡散防止策の実施 | 活動の継続 | 100%維持 | |
産業廃棄物、特別管理廃棄物の削減 | 排出量の削減 | 廃油・廃液・廃インキ前年比2%削減(原単位) | 20.3%減 |
有価物の回収(ヤレ紙の削減) | 古紙のリサイクル | 古紙・ワンプ・段ボール前年比2%削減(原単位) | 2.5%減 |
リサイクルの推進 | CTPのリサイクル | リサイクル率100% | 100%維持 |
持続可能な資源の利用促進 | FSC認証製品の販売促進 | 出荷量前年比2%増加 | 217.1%増 |
また、女性管理職は、前連結会計年度まではおりませんでしたが、当連結会計年度は1名となりその比率は、3.1%となっております。男性の育児休業取得率においては、対象者が1名でありその比率は100%となっております。具体的な数値目標の設定は行っておりませんが、今後も継続して職場環境、待遇の改善を推進し全ての社員が安心して働き続けることができるよう整備を進めてまいります。
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