企業兼大株主大平洋金属東証プライム:5541】「鉄鋼 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

当連結会計年度の研究開発は、3カ年計画(2022年度~2024年度)に沿って、カーボンニュートラルに向けたGHG排出削減、湿式精錬/製錬技術の確立、リチウムイオン電池(LIB)リサイクル技術の確立、多金属ノジュールの製錬技術の確立、ニッケルリサイクル資源の使用拡大、スラグの用途拡大、及びリサイクル事業の再構築を目指した研究開発を推進いたしました。

 なお、当連結会計年度に支出した研究開発費は、総額511百万円であり、すべてニッケル事業であります。

(1) ニッケル事業

① GHG排出削減

 マイクロ波をフェロニッケル製造工程(原料乾燥・煆焼工程)で使用する事による化石燃料使用量の大幅削減を目指した研究開発を推し進めています。

② 湿式精錬/製錬技術の確立

 事業の多角化に向けた取り組みとして、LIB正極材原料の製造プロセス開発に取り組み、エマルションフロー技術を使った湿式製造プロセスの確立に至りました。また、海外事業展開と組み合わせる湿式精錬/製錬技術の研究開発を推し進めています。

③ LIBリサイクル技術の確立

 エマルションフローテクノロジーズ社と共にLIBリサイクルの技術開発を推し進めています。

④ 多金属ノジュールの製錬技術の確立

 太平洋のクラリオン・クリッパートン海域に賦存する多金属ノジュールの探鉱・商業権を保有するThe Metals Companyと非拘束覚書を締結し、当社の既存設備を活用した多金属ノジュール製錬技術の研究開発を開始しました。

⑤ ニッケルリサイクル資源の使用拡大

 フェロニッケル製錬コストの低減、天然資源の使用量削減、及び資源循環に向けた取り組みとしてニッケルリサイクル資源の使用拡大に取り組んでおります。

⑥ スラグの用途拡大

 フェロニッケルスラグの新たな用途開発に向けて、他社と共同で研究開発を推し進めています。

(2) ガス事業

 該当事項はありません。

(3) その他

 既存設備を活用したリサイクル事業の再構築を目指し、新たなリサイクル技術の確立に取り組んでいます。

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