ステラケミファ 【東証プライム:4109】「化学」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、当社グループが有価証券報告書提出日現在において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。
私たちは、経営理念の実践とともに、「人々が幸せになれる製品を生み出し、その結果として、より企業価値の高い企業を目指していきたい」という思いを込めたスローガン『Beyond the Chemical ~化学を超えて 化学の向こうへ~』のもと、事業活動を通じて持続可能な社会の実現と企業価値の向上に努めます。
(1) サステナビリティ管理体制
① ガバナンス
当社はサステナビリティに関する重要事項について、取締役会で審議・決議しています。取締役会がリスクや機会を含むサステナビリティに関する監督の責任を持ち、そのもとで業務執行取締役・執行役員および関連する組織体が業務執行を担っています。
当社は中長期的な企業価値向上へ向け、サステナビリティ活動の推進を図るため、サステナビリティ委員会を2023年4月に設置いたしました。サステナビリティ委員会は、一年に複数回開催し、サステナビリティ活動に関する基本方針および全体計画の立案、進捗状況のモニタリングおよび達成状況の評価を行うこととしています。その内容は取締役会に報告し、サステナビリティに関するリスクおよび機会に関連する重要な事項については取締役会における審議を経て、経営方針へ反映されます。
② 戦略
サステナビリティ課題・目標の特定にあたっては、「ステークホルダーにとっての重要性」と「当社にとっての重要性」の2つの視点で評価し、重要度の高い課題を抽出しました。それらの抽出した課題について、取締役会を含む社内会議で討議を行い、特に重要度の高い課題を「マテリアリティ」として特定しました。各マテリアリティへの取組みやKPIについては、新たに設置したサステナビリティ委員会で検討することとしています。
③ リスク管理
当社はサステナビリティ課題を含む事業へのリスクについて、代表取締役社長を委員長とするリスクマネジメント委員会を半期に1回以上および必要に応じて臨時に開催し、当社および当社グループにおける各種リスクに対して、リスク課題の抽出・把握、業務別リスク対策および運営状況について協議・評価を行っています。
なお、サステナビリティ課題に係るリスクについては、「3 事業等のリスク」に記載しています。
(2) 人的資本への対応
① 戦略
人材の多様性の確保を含む人材育成方針
当社は、持続的成長のためには「人」が原動力であると認識しています。
そのため性別、国籍、キャリア等に拘ることなく多様性のある人材の採用を行い、様々な考え方、経験、価値観等を取り入れ一人ひとりの強みや個性を伸ばし、自ら考え行動できる責任感のある自律型人材の育成に取り組みます。
社内環境整備に関する方針
当社は、社員一人ひとりがやりがいを持って健康に働ける社内環境を整備する事によって、個々のパフォーマンスの更なる向上を図る事が、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上に繋がるものと考えます。
社員一人ひとりが心身共に健康で働く意欲にあふれ、公私ともに充実した生活を送ることができるよう職場環境の提供や多角的な人事施策の整備に、継続的に取り組みます。
② 指標と目標
テーマ | KPI | 2025年3月期目標 | 2023年3月期実績 |
従業員のwell-being | 有給休暇取得率 | 80%以上の継続 | 82.2% |
男性育児休業取得率 | 50%以上 | 37.5% | |
定年退職後の再雇用率 | 80%以上の継続 | 100% | |
人的資本の強化 | 平均年間賃金(男女別) | 90%以上の継続 | 92.4%※ |
※正規雇用の基本給・賞与合計の男女の賃金差異(男性を100%とした場合)
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