UUUM 【東証グロース:3990】「情報・通信業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、 別段の表示がない限り、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。
(1)サステナビリティに対する考え方
当社グループは経営理念・パーパス実現に向けて、サステナビリティ基本方針を以下のとおりに定めております。
(サステナビリティ基本方針)
お客様 | エンターテインメントを通じてお客様の笑顔をつくりだすことを第一に、あらゆるお客様が笑顔になれるコンテンツを共創します。 また、お客様が安全にエンターテインメントを楽しめる社会作りを行います。 |
従業員 | 私たちは人を最も重要な要素として捉え、従業員の人材開発・育成、キャリア支援に努めるとともに、従業員の多様性・人権の尊重を重視し、差別を一切行いません。 |
取引先 | 私たちは、サプライヤー・取引先を尊重し、国籍・規模に関わらず広く門戸を開き、相互信頼を築き、共創を通じて相互繁栄に取り組みます。 |
地球環境 | 私たち自身ができる身近な取り組みをはじめ、私たちの強みを活かし、気候変動対策、地球温暖化の防止に関する情報を広く社会に届けるなど、アソビナカマとともに持続可能な未来への取り組みを行なってまいります。 |
地域社会 | 各国・地域の文化・慣習を尊重し、地域社会との共創・調和に努めます。 |
株主・投資家 | 対話に基づき、長期安定的な成長を通じ企業価値の向上を目指します。 |
この基本方針に基づき、サステナビリティに係る施策の企画立案・審議・決議を行っています。
(2)長期に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)
当社グループは経営理念・パーパス実現に向けて「人・共創・文化・企業統治・環境」の5つの領域に重点を置き、「世界を切り拓く人材の育成と誰もが働きやすい環境を」「パートナーシップで市場の成長・開拓を」「誰もがエンターテインメントを安全に楽しめる社会へ」「企業成長を支える強固なガバナンス体制の構築」「次世代へ続く環境への取り組み」の5つのマテリアリティ(重要課題)に取り組みます。
領域 | マテリアリティ | 取り組む項目 | 概要 |
人 | 世界を切り拓く人材の育成と誰もが働きやすい環境を | ●人的資本投資 ●労働慣行/働き方 | 私たちが最も重要視するのは「人」です。人的資本に対する投資、従業員のエンゲージメントを高めることを自社の最重要課題としています。 UUUMの持続的な成長には、人の力が不可欠です。革新的な共創、コンテンツ、笑顔になれるエンターテインメントを生み出し、会社を成長させてきたのは、人による力です。 また、従業員の多様性や、さまざまなバッググラウンドに対する柔軟な働き方など、人に対する尊重を重んじ、誰もがUUUMで働くことにやりがいを感じてイキイキと働くことができる環境を目指してまいります。 |
共創 | パートナーシップで市場の成長・開拓を | ●市場の成長・開拓 | 我々が市場を成長・開拓することは、企業と社会の持続性を高めることに繋がります。私たちの強みであるコンテキストを起点とした「共創」の価値を広く世の中に広めると共に、クリエイターはもちろん、さまざまなパートナーと協力して市場を切り拓きます。 取り組みとして、共創事例・共創実績等を発信していくことにより、共創価値を認知・浸透させ高めてまいります。 |
文化 | 誰もがエンターテインメントを安全に楽しめる社会へ | ●エンタメ文化の醸成 | 世の中の笑顔を増やすため、多くの人がエンターテインメントに触れられる文化の醸成を行ってまいります。 また、安全にエンターテインメントを楽しめるよう、誹謗中傷の対策やインターネットリテラシーの向上、SNSで安全に楽しむための啓蒙など、誰もが安全にエンターテインメントを楽しめる世界を目指してまいります。 取り組みとして、クリエイターや当社の強みである企画力・コンテンツ制作力を活かし、コンテンツを通じて世の中のネットリテラシー向上に取り組んでまいります。 |
企業統治 | 企業成長を支える強固なガバナンス体制の構築 | ●コーポレート・ガバナンス ●システム体制的リスクの管理
| 私たちは、発信力・影響力への自覚と責任を持ち、安心して従業員が事業活動に集中できるよう、強固な体制を構築・維持していくことを目指します。 また、あらゆる資源への適切かつ効率的な投資を行い、持続的な発展、市場の成長を促してまいります。 取り組みとして、ガバナンス体制の効率的かつ強固な運用を実現するための施策検討を行ってまいります。 |
環境 | 次世代へ続く環境への取り組み | ●気候変動対応 | 持続的な企業成長や社会の実現、世の中の笑顔を増やしていくために、私たち自身ができる身近な環境問題、ゴミ・廃棄物への取り組みや、当社の強みを活かし、環境問題に関する情報を広く社会に届けるなど、アソビナカマとともに未来に向けた取り組みを行なってまいります。 取り組みとして、社内外ともに啓発活動を実施し、意識の醸成を行なってまいります。 |
(3)戦略
(人的資本への取り組み)
私たちは最も「人」を重要視し、人的資本に対する投資、従業員のエンゲージメントを高めることを自社の最重要課題としています。
UUUMグループの持続的な成長には、人の力が不可欠です。革新的な共創、コンテンツ、笑顔になれるエンターテインメントを生み出し、会社を成長させてきたのは、人による力です。私たちは人に対して十分な投資を行うことで、企業も人材も成長することができ、世の中の笑顔を増やすことができると信じています。
そして、従業員の多様性や、さまざまなバッググラウンドに対する柔軟な働き方など、人に対する尊重を重んじ、誰もがUUUMグループで働くことにやりがいを感じてイキイキと働くことができる環境作りに努めてまいります。
①人材育成方針
当社グループは、経営理念・パーパス実現に向けて、人材マネジメントポリシーを「Value Creation All Creator(自己を超え、チームでエンタメを創造する)」と定めました。
ひとりひとりが世の中に発信したいと企てる「新しい体験」を、個人の圧倒的な「当事者意識」と「専門スキル」をベースにしたチームワークによる共創でスピードをもって実現してまいります。そのために個人とチームの能力を最大限に発揮するための機会を提供し、成果に対してしっかりと応える環境作りに努めてまいります。
<取り組み例>
・自己研鑽補助として月額10,000円までを書籍・資格取得・エンタメ費用等を支給し、各個人の専門スキルの向上や成果貢献に寄与しております。
・オンボーディング及びOJT担当者として、中途社員にはインストラクターを3か月間、新卒入社社員には育成担当者を1年間、入社者1名につき1名任命しています。インストラクター、育成担当者共に受入前研修の実施、新入社員及びインストラクター・育成担当者へのランチ費用補助、双方からのアンケートの実施等を通じて離脱防止と早期の戦力化の実現に努めております。
②社内環境整備方針
当社グループは、安全と心身の健康を守るとともに、革新的なイノベーションやエンターテインメントは多様な思想や個性によって創造されると考えており、あらゆる多様性を認め、誰もが働きがいをもって笑顔で活躍できる環境を作ってまいります。
<取り組み例>
・家庭、育児、自己研鑽、エンタメへの接触機会増大も含めたプライベートとの両立促進として、一部社員を除き全従業員の約79%にフレックス制度を適用しております。
・両立支援、キャリアの公平化の観点で、男性従業員の育児休業取得率向上に取り組んでおります。全社単位での啓蒙や個別面談等を通じ、10期の当社の男性育児休業取得率は87.5%となっております。
(重要な指標及び目標)
当社グループは、革新的なイノベーションやエンターテインメントは多様な思想や個性によって創造されると考えています。
現在の当社の管理職に占める女性労働者の割合(注1)は15.3%であり、今後、女性の活躍推進として研修や育成を積極的に実施し、当該割合を2025年5月までに20%まで引き上げることを目標としています。男女間の賃金の差異についても、女性管理職の増加を以って縮小を図って参ります。
また両立支援・キャリアの公平化の観点で男性従業員の育児休業取得率向上に取り組み、全社単位での啓蒙や個別面談等を通じ、男性育児休業取得率は87.5%(注2)となっております。当該割合は、引き続き80%以上を維持することを目標としております。
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
(4)ガバナンス
当社グループのサステナビリティに関する方針及び取り組みは、議長である代表取締役社長及び代表取締役社長から指名を受けた執行役員(取締役との兼務含む)で構成された執行会議において協議・報告を行い、重要なものについては取締役会に報告いたします。
また、リスク管理においては、代表取締役社長を委員長として関係役員・部門長等がメンバーであり各リスク対策チームで構成されるコンプライアンス・リスクマネジメント委員会により、事業全般のリスクに関してリスク管理を行い、議論の内容は取締役会、執行会議において報告をしております。
さらに、会社の長期的な成長に向けたサステナビリティへの取組みを強化するため、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を設置しております。サステナビリティ委員会では、サステナビリティの取組み推進に向けた、重要課題(マテリアリティ)や施策などについての協議、決定議論を行っております。また、各マテリアリティ毎に設置される分科会にて実施される取組みの進捗状況を定期的に確認し、半期に1回、執行役員会議にて報告を行い、重要なものについては取締役会に報告いたします。
(5)リスク管理
当社グループでは、サステナビリティに関連するリスクも含め、当社グループを取り巻くあらゆる業務や取引における潜在的なリスクを正しく認識し、適切に管理することを経営の最重要課題の一つとして捉え、そのリスクの評価及び管理機能の強化を図っています。
(リスク管理体制)
当社は、当社グループのリスク管理体制構築の一環として、コンプライアンス・リスクマネジメントを統括する委員会を設置し、その責任者である委員長は、代表取締役となっております。さらにリスクの特性毎に8つの分化会を設置し、各分化会の責任者には取締役を選出しています。
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