企業TOWA東証プライム:6315】「機械 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 当社グループは、創業以来、「技術水準向上へのあくなき追求」を永遠のテーマとし、『産業社会が最も求める「技術開発」を根幹に、クォーター・リードに徹した「新製品・新商品」の創成に向けて、果敢なる挑戦のもと、全力を傾注して成果を生み出し、もって産業の発展に多大の貢献をはたす。』という経営理念を掲げています。

 この理念をすべての活動の根幹とし、QCDS(Quality品質・Cost原価・Delivery納期・Serviceサービス)の最適化と安全(Safety)、法令順守(Compliance)の徹底、そしてニーズに対するCS(Customer Satisfaction)を徹底的に追求することによって、市場ニーズを先取りする世界最先端ソリューションの創造と企業価値の向上を目指しております。

 また、「地球環境の保全」が人類共通の重要課題であると認識し、事業活動を通じて、環境に配慮した「技術開発」により、「新製品・新商品・サービス」を市場へ供給し、地球環境負荷軽減に貢献します。

 当社グループは、今後もさらなる成長と企業価値の向上を目指し、世界において他社の追随を許さない唯一無二の企業となるため、2022年3月に新たな長期ビジョン「TOWAビジョン2032」と、その達成に向けた第一次中期経営計画を発表いたしました。

「TOWAビジョン2032」は「変革で世界の頂へ」をテーマに、10年後に売上高1,000億円、営業利益率25%を目指します。また、今後、TOWAがどのような企業であるべきかを改めて問い直すとともに、10年後のありたい姿を定めました。

《TOWAビジョン2032》

1.テーマ

 変革で世界の頂へ

2.ありたい姿

◎パッケージングプロセス提案により顧客価値を創出し続ける世界のリーディングカンパニー

◎TOWAの技術でサステナブルな社会を実現する会社

◎積極的な情報発信で知名度の高い会社

◎企業文化の伝承と多様な価値観を尊重する笑顔で働ける会社

3.目標とする経営指標(長期ビジョン)

 当社グループは、目標とする経営指標として以下の数値を掲げております。

 これらを重要指標と認識し、企業価値の向上に努めてまいります。

(単位:億円)

 

2025年3月期

2028年3月期

2032年3月期

売上高

600

760

1,000

半導体製造装置事業

443

525

625

化成品事業

22

28

40

新事業

104

175

295

レーザ加工装置事業

31

32

40

営業利益

126

167

250

営業利益率

21.0%

22.0%

25.0%

(注)2025年3月期は、2024年5月10日に公表いたしました連結業績予想の数値であります。

 上記の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

「TOWAビジョン2032」の達成に向けた第一次中期経営計画の基本方針及び各分野の課題に対する取組み内容は次のとおりです。なお、第一次中期経営計画は、“「世界の頂」への基盤強化”を行う期間と位置付け、新技術の開発や生産設備への投資に加えて、TOWAの技術を次世代へ伝承するための人財育成や、事業規模拡大に向けた人財の獲得を積極的に行います。また、事務作業や生産現場の効率化に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)投資なども行うため、第一次中期経営計画は一時的に利益率が低下しますが、第二次中期経営計画以降はこれらの投資効果により、営業利益率は改善する予定です。

《第一次中期経営計画》

1.テーマ

TOWAが創り出すプロセスイノベーション

2.基本方針

①パラダイムシフトにより保有する技術・品質・プロセス(ノウハウ)の付加価値をビジネス化し収益力を高める

②DXの活用によりスループットを最大化し市場競争力と財務基盤の強化を図る

③コア技術を根幹に新たな事業と収益の拡大を図る

④多様性に富んだ挑戦思考を持ち次世代をリードする人財の育成を図る

⑤SDGs・ESGへの積極的取組みにより企業価値の向上を図る

3.事業戦略

[半導体事業]

①付加価値を活かしたプロセスビジネスの展開により半導体事業の収益力を強化する

②リードタイム短縮及び在庫削減を目的とするMIP(Minimal Inventory & Period)により生産体制・財務基盤の強化を図る

③開発リソースへの積極的な資源投入により顧客ニーズの先取りやSDGs・ESG投資に適った製品の開発をスピード感を持って実行する

④シンギュレーションとブレードの連携による市場獲得

[化成品事業]

①化成品事業で培ったコア技術をもとにTOWAブランドの付加価値を高め事業規模を拡大する

②品質・コスト・納期を更に追求し安定した収益体質を構築する

③医療機器のライセンスを活かし商品の多様化を図る

[新事業]

①コア技術の応用展開により新たな柱となる事業を独立させポートフォリオの変革を図る

②TOWAオリジナル商品の創出により新たな事業化を実現する

③TSS事業を通じてお客様の安定稼働に貢献し、長期的関係を確保する

④グローバル生産拠点を活用した原価低減により競争力強化とシェア拡大を図る

[レーザ事業]

①アプリケーション強化により新商品を創出し、「価値創造」と「価値獲得」を図る

②TOWAグループの生産・販売拠点を活用し生産能力アップ・原価低減と販売体制・サービスの強化を図る

③顧客プロセスを徹底追求し、課題解決型ビジネスができる企業へ成長する

4.機能別戦略

[販売戦略]

①プロセスサポートを強化し当社技術でしか生産できないビジネスモデルの構築による販売拡大と収益力の向上

②当社独自技術のコンプレッション装置による活用範囲の拡大

③グローバル販売・管理体制・サービス体制の強化による顧客満足の向上

[生産戦略]

①グローバル生産・購買体制の最適化による原価低減及びリードタイムの短縮

②生産技術の向上により品質の信頼性を高める

③DXを活用した高付加価値の製品生産に取組む

④変化する環境(リスク)に対応できる人財の育成と事業構造の構築

[開発戦略]

①パラダイムシフトによりお客様のニーズに沿った新製品を開発する

②モールドプロセス開発と次世代モールディング革命によりデファクトスタンダードを確立

③SDGs・ESGを意識した環境型開発の推進

[人財・組織戦略]

①プロセス開発からソリューション提案まで行うTOWA拠点のグローバル展開

②次世代をリードするグローバル人財の育成

③DXによる業務効率化により働き方改革を推進

④TOWA技術の伝承のためのTOWAアカデミーの創設

5.目標とする経営指標(第一次中期経営計画)

 当社グループは、目標とする経営指標として以下の数値を掲げております。

 これらを重要指標と認識し、企業価値の向上に努めてまいります。

(単位:億円)

 

2023年3月期

(実績)

2024年3月期

(実績)

2025年3月期

売上高

538

504

600

半導体製造装置事業

412

383

443

化成品事業

19

21

22

新事業

80

75

104

レーザ加工装置事業

25

24

31

営業利益

100

86

126

営業利益率

18.6%

17.2%

21.0%

経常利益

102

90

126

親会社株主に帰属する

当期純利益

73

64

88

(注)2025年3月期は、2024年5月10日に公表いたしました連結業績予想の数値であります。

 上記の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

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