QDレーザ 【東証グロース:6613】「電気機器」 へ投稿
企業概要
当社は、イノベーションの創出、顧客に提供する価値の向上、人類の能力向上と社会の進歩に貢献することを開発の目的とし、研究テーマは、中期経営計画立案時に社長より方向性が提示され、新製品の開発の他、既存製品のリニューアル時期やISOの一環であるCS調査の内容等も加味して決定しております。研究開発費用は、中期経営計画立案時にテーマごとに見積もっております。
共同で発明された成果については共同保有とし、特許出願を行っております。
当事業年度における当社が支出した研究開発費の総額は177,023千円となりました。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(レーザデバイス事業)
レーザデバイス事業では製品開発4名、ウェハ開発3名体制を構築しております。
また、東京大学量子イノベーション協創センターと新しい価値創出のため共同で研究開発を進めております。
東京大学とは2009年4月より共同研究開発契約を締結して共同研究を実施しております。東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構とは、量子ドット結晶の改良(密度の増大、均一性の向上)を目的として研究開発を行っております。
当事業年度の研究開発費は44,588千円となりました。
研究開発の成果は、以下のとおりであります。
新製品または新技術名 | 内容 |
シリコンフォトニクス用量子ドットレーザの低コスト化 | シリコンフォトニクス用量子ドットレーザ低コスト化のため、ウェハサイズを3インチから4インチへ変更した試作の実施。 |
加工用1064nm DFBレーザの特性改善 | ファイバレーザの種光である1064nm DFBレーザの光アンプ特性改善のための試作完了。 |
(レーザアイウェア事業)
レーザアイウェア事業では製品開発5名、先端技術開発4名体制を構築しております。
当社の技術を用いて顧客の問題を解決する開発受託業務を請け負う中で、研究開発を行っております。
当事業年度の研究開発費は132,435千円となりました。
研究開発の成果は、以下のとおりであります。
新製品または新技術名 | 内容 |
レーザアイウエアの小型化と高画質化 | TDK社様のフルカラーレーザモジュールを3原色光源として活用し、フォーカスフリーで視野角60度、フルカラーフルハイビジョン画像を提供するVRグラスの試作の実施。 |
アイトラッキング駆動システム | 眼がどこを向いてもレーザがそれを追いかけ、網膜に投影する技術。アイウエア搭載に向けた試作の実施 |
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