企業黒田精工東証スタンダード:7726】「機械 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループでは、新たな市場・領域に向けて、また顧客満足度を高めるべく、新商品の企画、研究開発に邁進しております。

 技術関連業務を統括する技術本部に設置されているプロセス開発推進室では、当社グループ製品のより一層の高性能化や生産性の抜本的改善を目指した新工法・新プロセスの開発を推進しております。

 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は278百万円であり、各セグメント別の研究目的、主要課題、研究成果は下記のとおりであります。

〔駆動システム〕

 ボールねじ関連では、小径ボールねじのシリーズ拡充に向けた開発や、アクチュエータの改良開発を行なっています。

 直動システム関連では、お客様やニッチ市場のご要望に応えるべく、多様なセミオーダーアクチュエータの設計・試作・評価・製品化を展開し、ソリューションビジネスを目指しております。

 当セグメントに係る研究開発費は99百万円であります。

〔金型システム〕

 プレス型関連では、当社グループが開発した型内接着積層システム「Glue FASTEC®」および永久磁石同期モータのロータに装着する磁石を特殊な樹脂で固定する樹脂固着システム「MAGPREX®」に関し、複数の新規プロジェクトに取り組み、さらなるプロセスの改良と生産性の改善に注力しております。日系自動車メーカーのハイブリッド車(HV)向けの受注を獲得し、26年の量産開始に向けて生産ラインで使用する治具や設備仕様の検討を進めています。

 また、現在注目されている空飛ぶ車であるeVTOL向け用途では高効率・高出力が要求されるため、低損失モーターコアを実現する新素材ならびに薄板材のGlue接合のための要素技術開発を進めております。

 当セグメントに係る研究開発費は58百万円であります。

〔機工・計測システム〕

 本事業においては、工作機械、計測システム、特殊治具を有機的に連携させたソリューションの開発に注力するとともに、それらのシステムのIoT化や自動化に向けた取り組みを行っております。

 工作機械関連では、JIMTOF2022に出品したロータリー研削盤試作機の性能・機能評価を進め、市場投入製品となる量産機の構想・設計に注力しています。

 また、成形ドレス機能の拡張を継続し「コンビネーションドレス」の機能を強化すべく、昨年リリースした29種類の成形形状に加え、新たに20種類の成形形状を開発し、リリースの準備を進めています。

 要素機器関連では、多様な産業において自動化を推進する動きに対応すべく、自動化対応(ロボット協業)ハイドロリックツールの基礎技術研究を続けております。

 当セグメントに係る研究開発費は121百万円であります。

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