豊和工業 【東証スタンダード:6203】「機械」 へ投稿
企業概要
当連結会計年度の研究開発活動は、「独自技術で差別化したブランド力のある製品」「顧客の期待を上回る魅力ある製品」「デジタル技術を応用した付加価値の高い製品」を目指した製品開発を行いました。当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は252百万円であります。
セグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
工作機械関連
・工作機械関係
生産工場におけるIoT、生産管理システム、自動搬送装置及び制御システムを統合したスマートファクトリーの研究を進めています。
ラインメーカとしてのノウハウを基にした当社独自のIoTシステムである「HOMS-i(ホムズアイ)」に機械予防保全に関する機能を拡充しました。
要求される加工能力・精度を満足するマシニングセンタを開発する為の要素技術研究を進めています。
・電子機械関係
コンデンサ成型機のモデルチェンジを実施しました。
仮積層機は、従来製品に対して2倍の生産量を実現した新製品である高生産仮積層機の開発及び、高精度仮積層機のモデルチェンジを実施しました。
MLCC市場に向けた新製品の開発を進めています。
・空油圧機器関係
新型中空楔形チャックを開発しました。
工作機械の省エネルギー化に貢献するチャック・シリンダの要素研究を進めました。
ステーショナリーチャックの後継機種の開発を進めています。
現行のラインアップにおいても高精度化・高速化対応などシリーズの拡充を進めています。
以上の研究開発費の金額は132百万円であります。
火器
20式小銃訓練銃を開発しました。
市場要望に対応すべく量産機種の改良研究を進めています。
また、銃身のコア技術である、銃身の軽量化及び命中精度向上に向けた研究を進めています。
研究開発費の金額は、16百万円であります。
特装車両
路面清掃車では、継続的にIoT技術により安全性と作業性を向上させる研究を進めています。
パワースイーパーでは、環境に配慮した市街地向けの電動式小型スイーパー「EVタウンスイーパー」及び、これをベースにした自律走行清掃車「EVロボスイーパー」の開発を進めています。
研究開発費の金額は、101百万円であります。
建材
防水関連製品では、防水機能を有する自動ドア「アルティマ」の電動スマート機能の研究及び、浸水高さ5mまで対応可能なスイング式大型防水扉の開発を進めています。
シールドルームへの使用を想定した製品として、電磁波漏洩を防ぐハニカムフィルタの開発を進めています。
研究開発費の金額は、1百万円であります。
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