立川ブラインド工業 【東証プライム:7989】「金属製品」 へ投稿
企業概要
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、建築物の開口部、とりわけ窓まわり製品を事業の核とする建築内装品の総合メーカーとして、また、長年培ってきた歯車技術、動力伝導技術を活かした機械式立体駐車装置、減速機メーカーとして、今日に至っております。
その時代の要請に応え、顧客の皆様の信頼を得ることを第一に、国内外の多様な要望に応えることのできる製品の研究開発・生産の充実と高品質なサービスの提供により、生活環境の改善を図り、一般消費者、取引先ならびに株主の皆様の期待に応えると共に、社会に貢献することを経営の基本方針としております。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、今後も安定した収益を確保できる事業体制の構築に向けて、2023年度からの3年間を対象とする中期経営計画「タチカワビジョン2025~継続と進化~」を策定しております。
収益の源泉となる売上高ならびに各段階の利益を重視しており、本中期経営計画期間中の連結業績目標は、以下のとおりであります。
連結業績目標
| 2023年12月期 実績 | 2024年12月期 業績予想 |
| 2025年12月期 |
売上高 | 413.1億円 | 428.0億円 |
| 445億円 |
営業利益 | 40.5億円 | 41.8億円 |
| 44億円 |
経常利益 | 43.3億円 | 43.6億円 |
| 46億円 |
当期純利益 | 27.1億円 | 27.6億円 |
| 29億円 |
(3)中長期的な会社の経営戦略
・建築物内外の生活環境の改善による社会貢献を継続しながら、今後「ものづくりとマーケティング」、「経営基盤の強化」、「サステナビリティへの取組み」に注力し、環境や時代のニーズに応じて進化させていくことを基本方針としており、主な取組みは、以下のとおりであります。
中期経営計画の詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.blind.co.jp/_assets/img/company/ir/library/tyuukikeieikeikaku23-25.pdf
①ものづくりとマーケティング
「マーケティングの継続と進化」「技術革新」「生産体制の強化」を三位一体に、メーカーとして、企画、開発、生産、販促を強化してまいります。
Ⅰ.マーケティングの継続・進化
・安心・安全・快適・環境を基本とした製品開発と販売促進
・電動製品、間仕切り製品による新たな快適な住空間の提案
・デジタルマーケティングの強化と、リアルとデジタルを融合させたマーケティングの進化
・利益体質強化に向けた基盤づくり
「安心・安全・快適・環境・健康」をキーワードに、多様化するニーズを的確に捉えた製品開発に努めると共に、リアルとデジタルを融合させたマーケティングの進化とプロダクトミックス提案の強化、電動製品、間仕切製品の拡販、取扱商材の拡大、販売価格の見直しを視野に入れた収益改善等にも努めてまいります。
Ⅱ.技術革新
・技術研究棟の新設により、当社独自の新技術、新素材、新製法等の研究を推進
・メーカーとしての開発基盤を強化
2024年9月竣工予定の技術研究棟を本稼働させ、当社独自の新技術、新素材、新製法等を幅広く研究し、メーカーとしての開発基盤を強化することで、技術力の向上を図ると共に、環境負荷低減に繋がる製品開発にも注力いたします。
Ⅲ.生産体制の強化
・生産・物流拠点の最適化と設備の計画的更新
・拠点毎の生産品目を見直し、主力製品、電動製品、間仕切り製品の生産体制を最適化
原材料の価格高騰等が続く中においても、高品質かつ安定供給を維持し、また、長期的な視野のもと、市場環境に応じた生産拠点の整備や生産品目の適正化、並びに在庫の適正化に注力してまいります。
②経営基盤の強化
当社グループの中長期的な成長に向けた事業戦略、マーケティングの強化を図るために必要不可欠な人材の確保と育成を推進し、また事業拠点等の整備も含め、経営資源を計画的に強化してまいります。
Ⅰ.戦略に必要な人材の確保と育成
・新卒・中途採用強化と、社員の年齢構成是正、処遇改善推進
・社員の定着率向上や人材活用に向けた研修プログラムの見直し
・社員の多様性拡大、健康経営の推進
Ⅱ.計画的な事業拠点整備
・エリアマーケティングの強化に向けた事業所の最適化
・働きやすい職場環境の整備
・太陽光発電装置の設置や照明LED化等環境対策の推進
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