神鋼鋼線工業 【東証スタンダード:5660】「鉄鋼」 へ投稿
企業概要
(1) 研究開発活動の概要
当社グループの研究開発活動は開発センターが中心となり、事業所の技術・製造部門と連携して、各事業部の要望に応じた新製品の開発、現製品の改良を行っております。また、新事業企画開発部と連携して、多様化・高度化する顧客ニーズを的確にとらえ、新たな市場・用途の掘り起しを目指すとともに、環境負荷低減(SDGs・カーボンニュートラル)も考慮し、将来を見据えたテーマ設定を積極的に行い、今後の基盤作りを行っております。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は503百万円であり、その内訳は、特殊鋼線関連事業で264百万円、鋼索関連事業で199百万円、エンジニアリング関連事業で39百万円であります。
(2) 主要な研究開発の内容及び成果
(特殊鋼線関連事業)
PC鋼材、ばね用鋼線、ステンレス関連製品について、製品の更なる高強度化や高品質化、及び新たな市場や用途への適用を目指した高機能製品の開発に継続して取り組んでおります。
(鋼索関連事業)
ワイヤロープについて、ユーザーニーズに応じた高機能製品の開発や、ワイヤロープに別の機能を付加した製品開発などに加え、SDGs・カーボンニュートラルなど時代に沿った活動に取り組んでおります。
(エンジニアリング関連事業)
防災関連分野において、耐震ケーブルブレースなど新製品の普及を図ってまいりました。
また、橋梁・建築物の維持・メンテナンス分野では、補修技術と各種モニタリング技術の探索と開発を進めております。
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