企業物語コーポレーション東証プライム:3097】「小売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)会社の経営の基本方針

 当社グループは、”Smile&Sexy(スマイル アンド セクシー)”を経営理念としております。Smile&Sexyとは

 一人ひとりが社内組織に埋もれる事なく、素敵に自由に、正々堂々、人間味豊かに、それぞれの「自分物語」を

 紡ぐ場が会社であれば、素敵な「会社物語」が生まれるという考えによるものです。つまり、物語人の一人ひとり

 が、自ら意思決定して行動することにより、経営目標である「お客様の心のリラックス、物語人の心の自立」の実

 現を目指そうと取り組んでおります。

 今後におきましても、この経営理念を礎として持続的な企業価値向上に向けた諸施策に取り組んでまいります。

(2)経営環境

 当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の影響を断続的に受けたものの、入国管理における水際対策の緩和や全国旅行支援などの経済活動の正常化に向けた施策の効果に加えて、2023年5月より新型コロナウイルス感染症の感染症法上に係る分類が5類に移行したことなどの要因により消費活動は緩やかな回復の兆しを見せております。その一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や円安によるエネルギー資源や原材料価格の高騰など、景気の先行きは依然として不透明な状況であり、今後も厳しい経営環境が続くと考えております。

(3)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題

 当社は長期経営ビジョンとして、「個」の尊厳を「組織」の尊厳より上位に置き「とびっきりの笑顔と心からの

 元気」で世の中をイキイキさせる、を掲げております。また、2025年6月期を最終期とした中期経営計画「ビジョン2025」を策定し、2025年6月期グループ店舗売上高1,500億円(注1)、連結売上高1,000億円を目指しておりま

 す。加えて、当社グループ独自のビジネスモデルを追求し、日本だけでなく海外においても顧客・社会に価値提供

 できる「業態開発型リーディングカンパニー」の実現を目指しております。

 これらを実現するためには、外部環境と内部環境のあらゆる環境変化にもスピーディに対応することにより、経

 営基盤をより強固なものとし、市場競争力を向上させていくことが大きな課題であると認識しております。このよ

 うな状況のもと、以下の6施策を重要施策として認識し、企業価値をより一層高めることにつなげてまいります。

① 既存ブランドの事業拡大と収益性向上

 店舗ごとに収益性を重視した質の高い出店を積極的に推進し、郊外ロードサイド市場のシェア拡大を目指します。また、人財教育やフランチャイズ加盟店への支援をさらに加速させます。加えて、「差別化の積み重ね」にこだわり、ブランド力のさらなる向上、サプライチェーンの最適化や各種コスト削減を推進し、収益性の向上を図ります。

② 新業態・新事業を日本、海外でチャレンジ

 新たな収益の柱を育成するために、新業態開発への取り組みを強化し、また、持続的な成長を目指すために、新規事業開発や海外事業開発にもチャレンジします。

③ 多様な理念型人財の採用

 人種、国籍、セクシュアリティなどの垣根を超え、私たちの経営理念である「Smile & Sexy」に共感する人財を採用し、成熟・自立した「個」が集う集団を目指します。

④ 個の覚醒を促すD&I(注2)と人財育成の推進

 当社グループは「個」の尊厳を「組織」の尊厳より上位に置き、「個」の明言から生まれる議論を多くの差別化要素を生み出す源泉とし、組織の成長に繋げます。また、覚醒した「個」の発掘と人財育成を強く推進し、成熟・自立したリーダーを生み出すことで、「とびっきりの笑顔と心からの元気」で世の中をイキイキさせることを目指します。

⑤ 新たな価値創造を加速させるDX(注3)と本社機能強化の推進

 DXの推進をより加速させ、社会の大きな変化やお客様のニーズへの対応と新たな価値創造に取り組むとともに、業務そのものを変革することで、生産性のさらなる向上を目指します。

⑥ サステナビリティの推進

 「豊かな社会」と「お客様に必要とされるブランド・会社」の両立を目指し、サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)を特定し、事業戦略とサステナビリティの連動を深めることで、持続的な社会の実現と企業価値の向上を目指します。

(注1)グループ店舗売上高とは、当社直営店とフランチャイズ店の店舗売上高の合計を指しております。

(注2)D&Iとは、ダイバーシティ&インクルージョンの略称であります。

(注3)DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略称であります。

(4)目標とする経営指標

 当社グループは、2025年6月期を最終年度とした中期経営計画「ビジョン2025」を2019年6月に策定し、次期以降も増収増益を目指してまいります。

 そのうえで、2025年6月期までを対象とした以下の経営指標を目標としております。

① 2025年6月期のグループ店舗売上高(注)1,500億円

② 2025年6月期の連結売上高1,000億円

③ 連結決算における売上高、営業利益、経常利益の年間毎平均10%以上の成長

④ 既存店売上高のプラス成長

⑤ ROA(総資産経常利益率)15%以上の維持

⑥ ROE(自己資本利益率)15%以上の維持

⑦ ROIC(投下資本利益率)15%以上の維持

  ※ ROIC= 税引後経常利益 ÷ (自己資本 + 有利子負債)

(注)グループ店舗売上高とは、当社直営店とフランチャイズ店の店舗売上高の合計を指しております。

 なお、2023年6月期における当社グループの各項目についての状況は以下のとおりです。

項目

2022年6月期 実績

2023年6月期 実績

2025年6月期 目標値

グループ店舗

売上高

(注1)

1,085億円

1,325億円

1,500億円

既存店売上高の前期比

7.1%

17.0%

プラス成長

連結売上高

(前期比)

732億円

(前期比14.4%増)

922億円

(前期比25.9%増)

1,000億円

(前期比平均10%以上の成長)

連結営業利益

(前期比)

28億円

(前期比12.4%増)

72億円

(前期比150.6%増)

-(注2)

(前期比平均10%以上の成長)

連結経常利益

(前期比)

61.6億円

(前期比44.5%増)

71.7億円

(前期比16.4%増)

82.5億円

(前期比平均10%以上の成長)

ROA

13.1%

14.9%

15%以上

ROE

17.6%

19.9%

15%以上

ROIC

13.3%

14.2%

15%以上

(注1)グループ店舗売上高とは、当社直営店とフランチャイズ店の店舗売上高の合計を指しております。
(注2)連結営業利益の2025年6月期の目標値については、外部への公表をしておりませんので記載を省略いた
    しました。

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