横浜魚類 【東証スタンダード:7443】「卸売業」 へ投稿
企業概要
(1)ガバナンス
当社は、人の健康に必要とされている栄養素が豊富に含まれている水産物について、安全・安心な商品をローコストで安定的に供給することが当社の企業価値と考えております。
従いまして、水産物の供給に欠かせない水産資源の環境保護と有効利用は当社の事業を継続する上で大変重要であると考えておりますので、水産資源の環境保護と有効利用に関する重要事項につきましては、営業担当取締役と管理部門取締役とが協議し取締役会へ付議・報告を行っております。
(2)戦略
①サステナビリティに関する戦略
水産物の漁獲から消費者の販売までの全ての面において関係者との協働の下、水産資源の環境保護と有効利用に取り組むことを会社の基本方針としております。具体的な取組みとしましては、法令等を遵守した漁獲物の仕入販売、フードロス削減などを行っております。
②人的資本に関する戦略
当社は、多様な人材がモチベーションを高めて働くには、働きやすい職場を会社が作る必要があると考えておりますので、従業員の意識調査や従業員との面談などを行い、従業員の要望を考えた職場作りを行うこととしております。
(3)リスク管理
取締役会は水産資源の環境保護と有効利用に関するリスクについて、当社営業システムを活用し監視、監督を行っております。
(4)指標及び目標
人的資本に関する方針及び目標
a.女性の仕事を増やし、女性の活躍できる職場をつくる。
管理部門においては、女性社員が重要な役割を果たしており管理部門の半数以上が女性社員ですが、営業部門は女性社員がおりません。
今後は営業部門における女性社員の業務を拡大し、女性社員の比率の向上を図ります。
また、子育て中の女性社員は短時間勤務制度などを利用し、育児と業務の両立を図っておりますが、このような勤務体制が取れることは、短時間勤務などの制度があるだけでなく育児中の社員に対する周りの社員の理解と協力があるからであります。当社はこのような職場の雰囲気をこれからも大切にし続けてまいります。
b.仕事の見える化(業務のマニュアル化など)を行うことで仕事の継承をやりやすくすると共に、誰でもその業務を出来るようにする。
類似業務を行っている異部署の合同会議などを通じて仕事のマニュアル化に取り組んでおります。
現状は、営業部署においては個人の能力や経験に依存する業務が多く道半ばでありますが、業務の統一が出来るようこれからも取り組んでまいります。
c.高齢者の雇用
当社は60歳が定年ですが、65歳までは希望者全員を嘱託として雇用し、65歳以上は健康に配慮しながら勤務時間を考えたアルバイトとして勤務できる制度を設けております。
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