有機合成薬品工業 【東証スタンダード:4531】「化学」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)経営の基本方針(企業理念及び経営理念)
当社は、「わが社は内外のあらゆる技術を駆使して人の役に立ち人によろこばれるものを創る」という企業理念を頂点に置いた経営を目指し、その企業理念を実現するために、時代のニーズに対して柔軟に対応する経営の羅針盤としての「私たちはファインケミカルに機軸を置き叡智と技術を結集した真の『ものづくり』に挑戦します」という経営理念のもと、企業活動を健全に継続、成長させ、株主の皆様、お客様、従業員、地域社会の皆様等、全てのステークホルダーに対して、中長期的な視点に立ち、企業価値を常に向上させ、最大化することが使命であると考えております。
(2)経営環境及び対処すべき課題
今後の経済見通しにつきましては、新型コロナウイルスの流行は継続しているものの、ウィズコロナの浸透とともに、経済活動も徐々に活発になるものと思われますが、ウクライナ情勢の長期化などによる原燃料の高騰や、為替動向の不透明などにより、当社を取り巻く事業環境は、引き続き予断を許さないものと見ております。
このような状況の中、当社は2024年3月期を起点とする3カ年の中期経営計画を策定し、『激変する経済環境の中、主要製品の売上を拡大しながら、新製品を継続的に導入し、以て向こう10年間の成長に資する礎を築く』を基本方針に、新たな目標を達成するための経営課題に取り組み、より一層の収益力向上を図ってまいります。新たな中期経営計画の重点施策は以下5点でありますが、詳細につきましては、「新中期経営計画の策定に関するお知らせ」をご覧ください。
「新中期経営計画の重点施策」
・クオリティーカルチャーの醸成
・企業価値の向上
・アミノ酸分野の事業構造改革
・医薬品分野の受託ビジネス拡充
・化成品事業の拡大・再構築
(3)目標とする経営指標
| 2024年3月期 (中計初年度) | 2025年3月期 (中計2年目) | 2026年3月期 (中計最終年度) |
売上高 | 13,500 | 14,000 | 15,000 |
営業利益 | 840 | 1,000 | 850 |
経常利益 | 810 | 980 | 830 |
当期純利益 | 600 | 740 | 620 |
ROA(※) | 4.2% | 4.5% | 4.2% |
※当社は、収益性(売上高営業利益率)と事業の効率性(総資産回転率)の向上が企業価値を高めると考え、それらを示す
指標として、ROA(総資産営業利益率=売上高営業利益率×総資産回転率)を経営目標値としております。
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