日油 【東証プライム:4403】「化学」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりです。
(1)サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク管理
当社グループは、取締役兼執行役員と役付執行役員で構成する政策会議、ならびに社長を委員長とするCSR委員会における協議を経て、サステナビリティに関するマテリアリティ(重要課題)を特定し、取締役会で承認しています。それぞれのマテリアリティは、KPIと目標値を設定して主管組織・担当部門が活動を推進し、進捗状況・結果をCSR委員会へ報告しています。CSR委員会では、全ての取締役が参加してマテリアリティのレビューを行い、重要課題の項目、KPI、目標値、対応方針を見直すことで、活動レベルの継続的な向上を図っています。
リスクについては、リスク管理委員会が網羅的なアセスメントを実施し、各種専門委員会がリスク対策・対応施策を主管してモニタリング・進捗管理しています。また、機会については、経営幹部会議、重点事業検討会などで議論しており、重要事項については、経営審議会で審議しています。これらの委員会・会議の結果は、年2回以上、取締役会に報告され、監督を受ける仕組みを構築しています。
(2)重要なサステナビリティ項目
①気候変動への対応
気候変動への対応は、マテリアリティの一つとして特定しており、中長期目標を含む重要事項はCSR委員会で協議しています。当社グループは、2022年4月にTCFD提言への賛同を表明して、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度対比40%削減するとともに、2050年のカーボンニュートラルを目指しております。TCFD提言に沿った情報開示については、当社ホームページをご参照ください。 https://www.nof.co.jp/csr/detail/368
②人的資本への対応
「企業は人なり」との基本思想の下に、当社グループの「価値観」である「挑戦」「公正」「調和」を体現し、新たな価値を創造できる人材の成長を後押しする積極的な人的資本投資を実施します。
従来の能力開発システムに加え、自律的人材の育成、グローバル人材の育成、DX人材の育成およびキャリアデザイン構築支援を目的とした人材育成施策を推進します。また、人事評価における目標設定項目に、中長期的な視点で困難な目標に果敢に挑戦する「チャレンジ目標制度」を導入し、挑戦が評価される風土づくりに継続的に取り組みます。
性別や年齢、国籍や障害の有無等に関わらず、多様な人材の採用を継続します。さらには、女性がより活躍できる風土をつくるため、積極採用し、女性が働きやすい制度の充実を図ります。また、新たな事業領域への進出を加速するために経験人材の継続的な採用を進めます。
従業員一人一人が目標を持って活き活きと職務を遂行することができる仕組み、制度および職場づくりを継続的に進めます。また、エンゲージメント調査を定期的に実施し、働きがいの向上に努めます。
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