企業日本調理機東証スタンダード:2961】「金属製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

当社の研究開発につきましては、多様化するニーズに応えかつ製品の安全性、信頼性の確保を最重要視し、顧客満足度に繋がる製品の品質向上と製品価値の向上を主眼に活動を進めております。

これらの研究開発は、当社の設計部を中心に行っており、当事業年度における研究開発スタッフは合計20名であり、全従業員の3.76%に相当しております。また研究開発費は101,240千円となっております。

当事業年度の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。

(1)新製品の開発

・小型電気ブースター(一般市場向け)

 食器洗浄機の仕上げ湯の昇温に用いる電気ブースターで、お湯の使用量が少ない節水型洗浄機用の小型電気ブースターを開発しました。使用する洗浄機に合わせて最適な容量のものを選択できるようにラインナップを増やしました。従来のものより電気容量が少なく、機器寸法もテーブル下などに設置できるように小型化しました。一般市場をターゲットにランニングコストの削減および省エネ・省スペースを実現する製品です。

・IoTによるセンシング技術の導入

 自社製品に通信機を追加することでクラウド上にデータを蓄積して遠隔で機器の状況を監視し保守保全に活用します。自社IoTプラットフォームであるキッチンコネクトと厨房業界IoTプラットフォームのIoKとの通信環境の構築を実施しました。また、スチームコンベクションオーブンとの通信を可能にし、収集するデータの種類が追加されております。IoKへ通信可能な機種についても立体炊飯器と回転釜を新たに追加しております。今後は通信可能な機種に洗浄機を追加し、さらにキッチンコネクトにアラート通知機能の追加も実施します。引き続き学校給食施設(センター方式)にてモニター実施中で、計測データを社内で収集可能である事を確認しています。

・食器汚れ検知装置(学校給食センター向け)

 食器洗浄機で洗浄後の食器の汚れ落ちを確認する作業は、洗浄機から出てきたところで目視にて確認しているのが現状です。その手間のかかる作業をAIによる画像認識を用いて食器の裏表両面の汚れを検知する装置の開発に着手しました。学校給食センターでの洗浄作業の省人化・非接触を実現できる給食業界初の装置となるもので、展示会にてコンセプト機器を実演紹介いたしました。
 

(2)既存製品の改良

・電気式立体炊飯器

 ヒータの取付け方法の見直しや庫内用冷却ファンの追加、さらに加熱制御方式の変更により炊き上がりがさらによくなりました。

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