日本ピグメント 【東証スタンダード:4119】「化学」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) ガバナンス
当社グループでは、持続可能な社会の実現に貢献するため、「環境リスク低減」の取り組みの強化、ESGを意識したコーポレート・ガバナンスの継続的な拡充、「働きがい」のある職場の実現や人材活用基盤の整備などに取り組んでおります。
気候変動については、社長を委員長とする「CSR推進協議会」の「環境」の項目において、年度ごとに目標を設定し、委員に対して進捗を報告しております。CSR推進協議会は年2回開催しております。また、ISO14001を通じたCO2排出削減活動の継続やバイオマス樹脂を中心とした環境配慮型樹脂活用など、環境リスク低減にも積極的に取り組んでおります。
人的資本については、ダイバーシティの推進が会社を持続的に成長させ収益性を高めるための戦略の一つであるととらえており、2022年1月に社外取締役を委員長とする「ダイバーシティ推進委員会」を設置し、2022年度は2回開催いたしました。同委員において、ダイバーシティの推進について継続的に議論し、随時取締役会等に提言することで、ダイバーシティの推進を図ってまいります。
(2) 戦略
当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は次のとおりであります。
人材育成方針
当社グループの競争力の源泉は「人材」であると考えており、当社グループにおいて理想とする人物像へ社員を成長させるため、人材育成を行ってまいります。具体的には、獲得した人材に必要なスキルを身につけさせ能力を最大化させるため、各年次、職位、職能ごとに求められる能力・専門知識の習得を目的とした研修制度だけでなく、従業員一人ひとりの自律的なキャリア構築を支援する多彩な教育研修制度を実施しております。今後も、人材の継続的な育成に取り組んでまいります。
社内環境整備方針
中長期的な企業価値向上のためには、イノベーションを生み出すことが重要であり、その原動力となるのは、多様な個人の掛け合わせであります。このため専門性や経験、感性、価値観、といった知と経験のダイバーシティを積極的に取り込むことが必要となると考えております。さらに、労働者不足への対応、生産性向上の観点から、性別や年齢などに関係なく様々な人材が活躍できる環境や仕組みを整備し、多様な人材が意欲をもって活躍する活力ある組織の構築を推進してくとともに、優秀な人材を確保するため、新卒を対象とした定期採用に加え、即戦力として期待できる中途採用も積極的に行っております。今後も、具体的な社内環境整備に取り組んでまいります。
(3) リスク管理
当社グループにおいて、全体的なリスク管理は業務監査委員会で行っておりますが、サステナビリティに関するリスクについては、CSR推進協議会、ダイバーシティ推進委員会等で詳細に検討しております。
人材の確保に関するリスクの内容については、「第2事業の状況 3事業等のリスク(10)人材確保について」をご参照ください。
(4) 指標及び目標
提出会社である日本ピグメントでは、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に関し、「女性の職業生活における活躍の促進に関する法律」(平成27年法律第64号)に基づく一般行動計画において、2027年3月31日までに女性管理職比率を15%以上に向上させることを目標として掲げております。当該指標に関する実績は、「第1企業の概況 5従業員の状況 (4) 管理職に占める女性労働者の割合」をご参照ください。
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