日創プロニティ 【東証スタンダード:3440】「金属製品」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針
当社グループは、下記グループ経営理念とグループビジョンのもと、「ステークホルダーの方々からの信頼と期待に応え、企業集団の持続的な成長と企業価値の向上を図っていくことを目的として、中期経営計画及び年度経営計画の遂行を通して結果を出す」ことを経営の基本方針としております。
グループ経営理念:日々創造
グループビジョン:「創る」力で未来に挑む企業グループ
(注)1.2024年10月15日制定の第4次中期経営計画において、グループビジョンを見直しております。
(注)2.「創る」力とは、「付加価値を創造する力」と定義しております。
(2) 経営戦略等
当社グループは、グループビジョン「『創る』力で未来に挑む企業グループ」を形成していくため、第4次中期経営計画において、下記4項目を中期経営戦略として定めております。
①М&A投資の推進(成長ドライバー)
②先行投資の推進(中長期的な成長)
③持株会社化によるグループ支援体制の拡充
④資本コストや株価を意識した経営の推進
(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、中長期的な成長力・収益力強化の観点から、売上高、営業利益、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)及びROEを重視しております。
(4) 経営環境及び対処すべき課題
当社グループを取り巻く経営環境は、サステナビリティを巡る経営意識の高まり、デジタルトランスフォーメーションの進展、人の働き方の変化や多様性の尊重、更には地政学的リスクの増大など、近年、急速な変化を見せております。
こうした環境変化の激しい中にあって、当社グループは、第1次中期経営計画の実行段階からМ&Aを積極的に推進し、グループを構成する企業数を増やし事業領域の拡大に努めてまいりました。
このような経営環境や事業内容の変化を背景に、当社グループでは、2024年10月15日制定の第4次中期経営計画に基づき、「『創る』力で未来に挑む企業グループ」の形成を目指し、更にお客様のニーズに応えていくため、優先的に対処すべき課題を次のとおり定めております。
①M&A投資の推進
М&Aを成長ドライバーとして位置づけ、社会的価値と経済的価値の両立に取り組んでまいります。また、蓄積してきたノウハウに基づき、М&A実行後のPMIを着実に遂行してまいります。
②先行投資の推進
人財・新規事業・新製品開発に向けた先行投資に取り組むほか、設計工程や調達を一部海外へ移転する海外拠点化プロジェクトに取り組んでまいります。
③持株会社化によるグループ支援体制の拡充
プロフェッショナル人財の採用と育成を進め、より強固なグループ経営基盤・組織体制を構築するとともに、グループ横断的な営業戦略・製造原価低減・新規事業・新製品開発等に取り組んでまいります。
④資本コストや株価を意識した経営の推進
資本コストや資本収益性の把握・分析により目標指標を設定するとともに、第4次中期経営計画の達成とグループシナジーの発揮を通して、企業価値の向上に取り組んでまいります。
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