巴コーポレーション 【東証スタンダード:1921】「建設業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組の状況は、以下のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。
(1)ガバナンス
サステナビリティを巡る課題への対応は、リスクの減少はもちろんのこと、収益機会にもつながる重要な経営課題であると認識している。そのため、中期経営計画や各年度の事業計画の策定において、これらの課題について取り上げ、取組方針を定めることとしている。
(2)戦略
①サステナビリティを巡る課題について、重要な項目と認識して事業活動を行っており、その主な内容は以下のとおりである。
・エネルギー消費量の削減
・エネルギー消費効率の高い技術開発
・建設副産物の発生抑制
・不適合防止等による廃棄物削減
・通信、道路網等の整備、保全
・製品の安定供給 など
②人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針については、以下のとおりである。
a.人材育成方針
「企業は人なり」との考えに基づき、人こそが会社を形作るものと考えており、次世代経営者の育成、管理職の育成、プロフェッショナルの育成に注力している。その主な内容は以下のとおりである。
(ⅰ)次世代経営者の育成
各種会議や研修を通じ、時代の流れを的確に読み取り、強い統率力を発揮できる次世代経営者の育成を図る。
(ⅱ)管理職の育成
管理職研修を定期的に実施し、会社の中核人材として当社グループの基本方針に沿った活躍ができるようサポートする。
(ⅲ)プロフェッショナルの育成
当社グループが誇る技術力を継承していくには、社員一人一人がプロフェッショナルになる必要があるため、工学博士号、技術士、一級建築士等といった難易度の高い資格取得を積極的に推進する。
b.社内環境整備方針
会社を形作る一人一人が働きやすい職場環境を整備するため、主に以下のような取組みを行っている。
・個々の生活スタイルに沿った出勤時間の選択
・個々の社員の目標実現に向けたジョブローテーション
・男性社員の育児休業取得促進
・女性のキャリア選択肢を増やす制度
・労務環境の適正化(残業時間の短縮、有給休暇の取得促進) など
(3)リスク管理
中期経営計画や事業計画は、取締役会で議論し決定される。計画の進捗については、取締役会を含めた各種会議において報告がなされ管理される。
(4)指標及び目標
上記において記載した方針の指標として、次の指標を用いている。
なお、当社と当社グループ会社における労働条件が異なるため、当該指標に関する目標及び実績は、当社の数値のみを記載している。
指標 | 目標 | 実績(当事業年度) |
非管理職従業員の平均残業時間/月 | 20時間以下を維持 | 15.57時間 |
非管理職従業員の有給休暇取得率/年 | 70%以上を維持 | 93.36% |
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