島根銀行 【東証スタンダード:7150】「銀行業」 へ投稿
企業概要
当行は2021年8月に「しまぎんSDGs宣言」を表明し、持続可能な地域社会の実現に向けた取組みを行っております。また、2022年5月には、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、地域社会の持続的な発展に資する取組みの推進や、気候変動のリスク・機会に関する検討等に努めております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。
ガバナンス
当行はサステナビリティに関する取組みへの対応強化を図るため、2023年3月に取締役頭取を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。当該委員会においては、所管部署から立案された、気候変動、人権の尊重、雇用の多様性、地域貢献等についての取組み方針や取組み事項の進捗状況並びに関連するリスクの特定とその対応等について、評価・検証を行い、その結果を経営会議及び取締役会に報告することとしております。
戦略
当行は、経営理念として、「1.地域社会の発展に貢献し、信頼され、愛される銀行となる。」、「2.常に魅力あるサービスを提供し、お客様のニーズに積極的に応える。」、「3.創造力豊かで、活力にみちた、明るい人間集団をつくる。」を掲げております。これらを実現する上で、人財(ヒト)こそ財産と位置付け、中期経営計画において、人財魅力化プロジェクトとして「人財多様化の実現」、「柔軟な職場環境の実現」、「心理的安全の確保」に資する施策を推進しております。
(人材の育成方針)
当行は、中期経営計画において、リスペクトしあえる行員を育成する職場環境づくりを土台とし、スキルある行員(アジャイル型人財、プロフェッショナル人財、序列より役割を重視し他者の成功に貢献できる人財)の育成を行う方針としております。この方針の下、当行行員の各年代において求められる成長モデルや習得レベル、研修内容及び自己啓発に関して、長期的な成長標準モデルを示した、「長期育成プラン」を研修規程に定め、実施しております。また、「長期育成プラン」は時勢に応じ、適宜見直しを図ることで、時代の求める行員の育成及び次代の行員育成に努めております。その他、法人営業力強化に係る長期間の行内研修を実施し、プロフェッショナル人財の育成に努めております。
(社内環境整備方針)
当行が「人財多様化の実現」を推進する背景は、全行員の3分の1以上を占める女性行員の一層の活躍が、当行の持続的な成長に不可欠であると認識しているからです。そのため、女性の活躍推進を「人財多様化の実現」の重要な戦略と位置付けております。当行は2022年4月から「第3次しまぎん女性活躍等アクションプラン」を定め、女性の活躍推進を通じた「人財多様化の実現」を推し進めております。
リスク管理
当行がサステナビリティに関する取組みを行う上で認識すべきリスクの特定及びその対応について、当連結会計年度末現在では議論・検討の途上であります。認識すべきリスクの特定及びその対応については、所管部署が検討・立案を行い、サステナビリティ委員会での評価・検証を経た上で、経営会議及び取締役会に報告を行い、実効的で深度のあるリスク管理を行っていく方針であります。
指標及び目標
当行の当連結会計年度末現在における、サステナビリティに関する指標及び目標は以下のとおりであります。
指標 | 目標(2025年3月末) | 実績(2023年3月末) |
女性役席比率 | 25%以上 | 20.4% |
男女の平均勤続年数の差 | 4年以内 | 5.3年 |
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