企業兼大株主岡谷鋼機名証プレミア:7485】「卸売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)企業理念

 ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー

(2)経営方針・経営戦略等

 岡谷鋼機グループは、2025年度を最終年度とする中期経営計画「GIC 2025」を策定し、G(Global)、

I(Innovation)、C(Challenge)を柱に取り組みを行っています。

G:岡谷グループの国内外の拠点を拡充し、地域に根差した事業を構築します。

I:デジタル技術を活用したビジネスモデル(DX)によって商社機能を柔軟に進化させ、

顧客に新たな価値を提供します。

C:社員一人一人が明るく自由闊達な組織の中で主体的に挑戦します。

(3)目標とする経営指標

中期経営計画では2025年度に連結売上高1兆円以上、親会社株主に帰属する当期純利益200億円以上を目標としております。

(4)経営環境及び対処すべき課題

 今後の見通しにつきましては、エネルギー・素材価格の動向や金利・為替の変動等による経済への影響に加え、労務費・物流費等コストの上昇が懸念され、先行き不透明な状況が予想されます。

 これを事業のセグメント別に見ますと、次のとおりであります。

(鉄鋼)

 自動車関連は堅調な需要が見込まれますが、建築費の高騰による建設需要への影響が懸念されます。また、海外市場での需要捕捉や環境商品への取り組みが課題となります。

(情報・電機)

車載関連やIT関連の堅調な需要が見込まれますが、中国景気の低迷により、家電、OA、産機FA分野は厳しい状況が続くことが予想されます。

(産業資材)

 部材のコスト上昇や中国景気低迷も懸念されますが、環境対応車関連需要や自動化・省人化関連の設備投資需要が見込まれます。

(生活産業)

 食品関連はインバウンドや冷凍食品の需要増により増加が見込まれますが、配管建設関連は建築費や資材の高騰による建設需要への影響が懸念されます。

 このような経営環境において、岡谷鋼機グループは「ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー」として、中期経営計画GIC 2025の基本方針の下、新たな価値の提供に挑戦し、世界の産業と地域の持続的発展に貢献してまいります。

 また、内部統制の強化・コンプライアンスの徹底と企業の社会的責任を重視し、企業価値の更なる向上に努めてまいります。

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