学研ホールディングス 【東証プライム:9470】「情報・通信業」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
国内経済においては、回復の兆しが見えつつあり勤労世帯の可処分所得は緩やかに増加傾向にあるものの、不安定な世界情勢や気候変動の影響、金利・為替相場の変動から物価高騰が続いており、消費支出については引き続き慎重な姿勢がみられる傾向にありました。
上述のような市況において、当連結会計年度の連結業績は、売上高185,566百万円(前年同期比13.1%増)、営業利益6,880百万円(前年同期比11.5%増)、経常利益6,903百万円(前年同期比6.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,260百万円(前年同期比29.2%減)となりました。
当社は、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、以下の3施策を実施いたします。
①成長戦略の着実な実行
グローバル(東南アジア)、リカレント・リスキリング領域、介護周辺事業への積極投資など新規事業開発を加速いたします。また、グループのトランスフォーメーションと成長に資するM&Aを戦略的に実施いたします。
②資本効率向上
不採算事業のモニタリングを実施し、成長領域へのリソースシフトを実施いたします。また、WACCやIRRを意識した投資判断を行います。
③株主還元
配当性向は30%以上を維持し、機動的な自己株式取得を実施いたします。
「Gakken2025」の最終年度にあたる2025年9月期には売上高2,000億円、営業利益70億円、親会社株主に帰属する当期純利益35億円を目指します。
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