大井電気 【東証スタンダード:6822】「電気機器」 へ投稿
企業概要
当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発は主として当社が行っております。当社における研究開発体制は、中長期を展望した基盤技術を担当する研究部門と、主として製品開発を担当する水沢製作所開発部門とで構成されます。
当期の研究開発費総額は1,124,835千円であり、受託開発型から提案型中心への構造改革を推進しています。
キャリアNW製品群において5G関連需要に適する400GbE対応や広域中継網の冗長ネットワークに適する切替機能付メディアコンバータの製品開発、LPWA(Low Power Wide Area)製品群においてガス・水道検針やエレベータ保守端末の製品開発、電力各社需要に適するIP型伝送装置の製品開発他、それぞれ2023年度に製品リリースを計画しています。
サブスクリプションやDX(デジタルトランスフォーメーション)等の市場の変化に追従し、新たなビジネスモデルのひとつとして、また付加価値創出に向けて、ソフトウェアビジネスに傾注していきます。そのための投資に着手しました。
部材長納期化問題で改善が見込めない部材において製品再開発を推進しました。
中長期視点では、コアテク戦略と称して、急峻な技術革新に追従するために投資してまいります。次世代電力スマートメータ需要とBCP(Business Continuity Plan)対策を考慮したマルチソース化端末試作、テラビット級デジタルコヒーレント技術、IoT需要に適するクラウドプラットフォームへの接続技術、5G無線端末や同コアネットワーク技術、AI活用による予測・分析技術、高速化・大容量化に伴う放熱技術、それぞれのコアテクノロジーの習得を目指しています。
なお、当連結会計年度における研究開発費をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 金額(千円) |
情報通信機器製造販売 | 1,124,835 |
ネットワーク工事保守 | - |
合計 | 1,124,835 |
(注) 上記金額は、販売費及び一般管理費に含まれる研究開発費のセグメント間取引の相殺消去後の数値であります。
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