商船三井 【東証プライム:9104】「海運業」 へ投稿
企業概要
当社グループの研究開発は、事業戦略に基づく以下の4点を基本方針としております。
1.主要戦略推進に資するもの(ポートフォリオ戦略・環境戦略の推進)
2.事業遂行のインフラとして必要なもの(サステナビリティ課題への対応)
3.次世代のオペレーションを切り開くために取り組むもの
4.長期的な視点で取り組むもの(イノベーション創出)
上記4点に基づき、技術・デジタル戦略本部を中心に、安全運航本部と環境・サステナビリティ戦略部、各営業本部が連携して研究開発に取り組んでおります。具体的には、安定収益型事業・非海運事業の強化に資する開発、ネットゼロエミッションおよび環境保全に貢献する開発、船上の安全性向上および業務効率化に貢献する開発などをハード、デジタルの両面から推進しています。当連結会計年度における主たる研究開発テーマは、帆主機従型風力推進船(ウインドチャレンジャー)、風力と水素を活用したゼロエミッション船(ウインドハンター)、新燃料関連技術、船上業務高度化・効率化、機関故障予兆診断、海洋再エネ発電などが挙げられます。
また技術研究所では、世界各地で補油された燃料油や船内で使用される機器潤滑油の性状を継続的 に分析することで、低質油や潤滑油劣化に起因する機関事故の防止に成果を上げております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は1,645百万円となっております。
なお、研究開発活動については、特定のセグメントに関連付けられないため、セグメント別の記載は行っておりません。
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