和弘食品 【東証スタンダード:2813】「食品業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティ戦略・ガバナンス
① ガバナンス
当社では全社リスクの管理について、リスク管理担当取締役を任命し社内規程の定めるところにより、リスク管理の実施にあたっています。
当社は「北海道の恵みと共に」というメッセージとともに地域経済活性化に貢献する商品開発・販売戦略を進め、持続可能な地球環境維持に向けて食品メーカーとしての取組みを進めています。
サステナビリティ施策推進については、経営会議が当社全体をリードする役割を担い、社会と事業の持続的成長実現に向けて、サステナビリティ戦略の立案・推進を行う体制としています。
また、重要な戦略・施策については取締役会でさらに審議し、また施策の進捗及び事業のリスクについては適宜取締役会に報告を行うこととしています。
さらに、取締役会では外部専門家を招聘した研修等を行うことで、サステナビリティに関する知見を深める機会を設定しています。
また、役員報酬決定に用いる評価項目に、全社及び担当部門のサステナビリティ施策の達成度を加えています。
② 戦略
当社が経営の基本としている「3つの誠実」に基づいて下記の4つのサステナビリティ戦略を立案・推進しています。
・安心安全な食品を提供し、取引先・地域社会とのパートナーシップを構築して経済的価値と社会的価値の両方を生み出すビジネスを創造する。
・開発・製造・営業のあらゆる業務で食品ロスの削減、CO2排出・エネルギー使用量削減を進める。
・働きやすい職場作り、多様な働き方に対応した社内環境を整備する。
・地域の活動に積極的に参加し、地域の活性化・課題解決に貢献する。
③ リスク管理
当社では、コンプライアンス、環境、災害、情報セキュリティ等に係るリスクについて、それぞれの担当部署にて、規則、ガイドラインの制定、研修の実施、マニュアルの作成等を行っており、新たに生じたリスクについては、速やかに対応責任者となる取締役を定めています。
なお、全社リスクの管理に関しては、リスク管理担当取締役を任命し、「リスク管理規程」の定めるところにより、リスク管理の実施にあたります。
(2)人的資本に関する戦略と目標
当社の強みである「圧倒的な開発力」、「顧客のニーズに寄り添った販売力」、「こだわりの製法・多品種生産」はいずれも「人」によって支えられています。当社の企業価値向上のためには、社員一人一人の成長と、それぞれのライフステージに沿った様々な働き方の機会提供による多様性確保が重要と考えております。当社では下記を戦略の中心に据えて、人的資本の充実を進めています。
① 個々人のスキルアップ、働きがい増進の支援
必要な業務スキルの明確化と習得スキルのデータ化、多様なメディアでの研修機会提供により、スキルの“幅”と“深さ”の両面で個々人の能力アップを支援しております。また、男女ともに次世代リーダー人材を発掘し、5年後、10年後を見据えた育成プランの策定、マネジメントスキル習得機会の提供、計画的ジョブローテーションを行います。これらにより、社員の成長実感向上と事業の付加価値創出の両面を充実させます。
② 多様な働き方・ワークライフバランスの向上
様々なライフステージでも離職することなく働き続けることのできる制度の拡充と利用の促進をすると共に、有給休暇取得、生産性向上による労働時間削減の数値目標化を実施いたします。
指標及び目標
指標 | 目標 | 前年度の実績 |
女性管理職比率 | 2027年3月末までに5.0%以上 | 4.3% |
男性の育児休業取得件数 | 2023年度中に2件 | 0件 |
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