北海電工 【札証:1832】「建設業」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社は、社業及び社会の発展に寄与することを目的に次の社是を定めております。
・優れた技術と誠意をもって社会に貢献しよう
・創造力と行動力を発揮し社業を発展させよう
・心のふれあいを大切に働きがいのある職場をつくろう
また、当社グループは、これまでに培ってきた技術力と総合力を活かして、お客さまの期待に応えるとともに、地域社会及び地球環境保全への貢献に努め、「お客さまから評価・信頼され社会に貢献できる技術集団」として継続的な発展・成長を目指しております。
(2) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題
当社グループの主要な営業エリアとなる北海道においては、次世代半導体工場の千歳進出やその関連産業の集積に加え、大規模データセンターの誘致、再生可能エネルギー電源のさらなる導入と連系拡大などに向けた電力インフラ設備の整備などを背景に建設需要が堅調に推移することが期待されます。一方で、受注競争の激化、資材価格の高騰や労働者不足などの状況は今後も継続することが想定されます。
このような状況のなか、当社グループは、「ビジョン2025」において「優れた技術と誠意で、お客さまに選ばれ、信頼される総合設備企業として発展し、地域・社会に貢献する。」を当社が目指す姿として定め、この実現のため具体的な行動計画として「中期経営計画2021-2025」を策定し、「施工力確保と収益力強化」「受注拡大」「企業体質の強化」「地域社会への貢献」の4つの重点施策を掲げ、その目標達成に向けて引き続き業績の向上に取り組んでまいります。
具体的には、電力サポート事業においては、引き続き、業務運営における生産性向上に努め、「ほくでんグループ」の一員として電力の安定供給に貢献してまいります。電力外事業においては、カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向けた動きが進展するなか、再生可能エネルギー関連工事の着実な受注拡大に加え、エネルギーの地産地消などの新規分野にも取り組んでまいります。
企業体質の強化においては、DX・カイゼン活動の強力な推進などにより着実に業務効率化の取り組みを進めるとともに、今後の受注環境変化に柔軟に対応できる技術者の育成など人材活躍の推進に取り組んでまいります。
また、低炭素・循環型社会の実現に向けたESGの取り組みを展開するとともに、地域創生につながる新たな分野にも取り組み、地域社会へ貢献してまいります。
今後とも当社グループは、顧客と事業分野の多様化を図り、経営環境の大きな変化にも柔軟かつ迅速に対応できる企業構造への変革を推し進め、さらなる企業価値向上に努めてまいります。
※DX:「デジタルトランスフォーメーション(デジタル技術を用いて、業務フローの改善や新たなビジネスモデルの創出だけでなく、企業風土の変革を実現させること)」の略
(中期経営計画の重点施策)
・電力安定供給に貢献するため施工力確保と収益力強化(工事量に応じた業務運営体制の構築、効率化やカイゼン活動の推進)
・お客さまニーズにお応えする総合設備企業として更なる発展を目指した受注拡大(受注拡大に向けた人材確保・施工体制強化)
・企業体質の強化(デジタル技術やITを活用した業務効率化)
・地域社会への貢献(ESGの取り組み〔再生可能エネルギー・社会インフラ設備の工事、災害復旧支援等〕を通じた社会貢献)
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