伊勢湾海運 【名証メイン:9359】「倉庫・運輸関連業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社グループはリスクマネジメント体制としてサステナビリティに関連する気候変動を含めた環境、人的資本に関する事項等のリスクを管理し、当社の事業及び業務の遂行を阻害するリスクがあると認めるときは対応策を講じる体制となっております。
(2)戦略
当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、人材の多様性の確保については以前より性別・国籍に関係なく多様な人材の採用を実施しておりますが、当社グループの持続的成長を実現するためには事業環境や社会の変化に対応し、経営理念を実現できる優秀な人材を獲得していく必要があります。そのためには新卒採用のみならず、即戦力である中途人材も採用するなど採用活動における募集媒体・経路の多様化を積極的に進めてまいります。
人材育成方針については、以前より実施している若年層向け研修や輸出入業務に必要な資格取得講座の実施、役職の昇格時に実施する研修・勉強会を通じて、社員がスキルアップできる体制を整えておりますが、今後さらに職種・部門ごとに必要なスキルや資格取得の機会を積極的に提供し、社員自らが主体的なキャリア形成に取組むことを通じて自ら考え判断できる人材を育成してまいります。
社内環境整備については、働き方改革・新たな生活様式の考え方をもとに時差出勤の活用や小学校未就学前の子を持つ従業員が希望する場合に利用できる短時間勤務制度の運用促進、社員の健康保全のため時間外労働の抑制を目的とした勤怠管理システムの運用などを実施しております。
(3)リスク管理
当社グループはリスクマネジメント体制としてサステナビリティに関連する気候変動を含めた環境、人的資本に関する事項等のリスクに関して、各部門等内のリスクマネジメント責任者が個々のリスクを選定・評価・管理し、リスクマネジメント委員会と連携します。リスクマネジメント委員会ではそのリスクマネジメント責任者から収集した個々のリスクを取り纏め、重要性及び緊急性を有するリスクの評価・管理を行い、リスクマネジメントに関する状況の報告を適宜取締役会に行います。
(4)指標及び目標
当社グループは(2)戦略において記載した人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いており、当該指標に関する目標及び実績は次のとおりであります。
指標 | 目標 | 実績(当連結会計年度) |
年次有給休暇取得率(注)1 | 2025年4月までに38% | 34% |
女性労働者の育児休業復帰率 | 2023年度も100%を維持 | 100% |
障がい者雇用達成割合(注)2 | 2023年度も87%を維持 | 87% |
労働者の男女の賃金の差異 | 2025年度までに65% | 63% |
(注)1.年次有給休暇の取得率は労働者に与えられた有給休暇の日数に対する労働者が取得した有給休暇日数の
割合を示しております。
2.障がい者雇用達成割合とは当社及び子会社の法定雇用率に基づいて雇用すべき障がい者の達成割合を示
しております。
- 検索
- 業種別業績ランキング