中村屋 【東証スタンダード:2204】「食品業」 へ投稿
企業概要
当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社は、2023年2月21日付で、代表取締役兼社長執行役員を委員長とするサステナビリティ委員会を設置いたしました。また、2023年3月22日付で、サステナビリティの基本方針を策定するとともに、マテリアリティ(重要課題)を特定しております。マテリアリティ(重要課題)の特定に伴い、サステナビリティ委員会の下部組織として、環境部会、人財部会、品質安全部会を設置いたしました。現在、各部会において、マテリアリティ(重要課題)に関する方針や基本的な考え方、中長期的及び短期的な施策の目標値設定を進めております。サステナビリティ委員会は、原則として年2回開催する予定です。各部会の施策の進捗状況は、サステナビリティ委員会事務局が、定期的に確認することとしております。サステナビリティ委員会の役割は以下のとおりであります。
・サステナビリティに関するマテリアリティの特定
・マテリアリティに関する評価指標の設定
・サステナビリティを推進する部会の設置
・マテリアリティに関する評価指標の進捗管理
・TCFD提言に基づく情報開示案の策定
・取締役会への推進事項進捗状況の報告
・その他、サステナビリティに関する事項の推進
マテリアリティに関する指標の設定から推進事項の進捗状況については、定期的に取締役会に報告し、監督を受ける体制としております。
(2)戦略
当社における地球温暖化・気候変動の抑制方針、循環型社会実現方針、食品安全方針、社内環境整備方針および人財の多様性の確保を含む人財育成方針は以下のとおりであります。
(地球温暖化・気候変動の抑制の基本的な考え方)
中村屋は、人びとが喜びを分かち合える持続可能な社会の実現に貢献するため、地球温暖化・気候変動の抑制に取り組みます。
(地球温暖化・気候変動の抑制方針)
私たちは、中村屋で働く一人ひとりの環境問題への意識向上を図り、全ての企業活動において、温室効果ガスの削減に努めます。
(循環型社会実現の基本的な考え方)
中村屋は、地球にやさしく笑顔溢れる社会の実現に貢献するため、循環型社会の実現に取り組みます。
(循環型社会実現方針)
私たちは、企業活動で生じる食品廃棄物について、リデュース(ごみの減量)・リユース(再利用)・リサイクル(再資源化)の3Rを推進し、ゼロエミッション(廃棄物ゼロ)を目指します。
(食の安全・安心の確保の基本的な考え方)
(品質方針)
中村屋は、開発から販売・サービスまでの全ての活動において、経営層とすべての従業員が、お客様視点に立った品質保証活動を実行することで、信頼され満足いただける、おいしさと安全・安心な商品・サービスをお届けします。
(食品安全方針)
1.理念体系及び品質方針に基づき、安全で安心な製品、サービスを提供します。
2.お客様の声に真摯に耳を傾け、信頼され安心いただく情報を適切に発信すると共に社内外のコミュニケーションを継続的改善に活かします。
3.関連法令、食品安全要求事項を妥協なく遵守し、信頼していただける商品・サービスを提供します。
4.食品安全マネジメントシステムのもと設定された食品安全目標の取り組み状況、内部監査、マネジメントレビューを通じて継続的改善を行います。
5.すべての従業員の食品安全に関する技術、知識などについて、継続的な教育・訓練、業務を通じて力量の向上と確保を目指します。
(社内環境整備の基本的な考え方)
中村屋は、従業員一人ひとりが覚悟と熱意をもって仕事に挑戦し、成長することで働く喜びが生まれる職場環境を目指します。
(社内環境整備方針)
私たちは、多様な働き方が出来る制度・仕組みを整えるとともに、快適に働ける職場環境を提供します。
(人財育成の基本的な考え方)
中村屋は、多様性を尊重した上で、挑戦する人が成長し、持てる力を存分に発揮できる風土を醸成するとともに、一人ひとりが働く喜びを実感できるような人財活用・育成を目指します。
(人財育成方針)
私たちは、一人ひとりの挑戦や成長を支援する制度・仕組みをつくり、真の価値を創造する担い手を育成します。
(3)リスク管理
当社において、全社的なリスク管理は、危機管理基本規程に基づき、コンプライアンス・リスク管理委員会にて行っておりますが、サステナビリティに係るリスクの識別、優先的に対応すべきリスクの絞り込みについては、当社に与える財務的影響、被害発生可能性を踏まえて、サステナビリティ委員会にて行ってまいります。サステナビリティ委員会にて抽出されたリスクと機会に関する評価・管理状況等については、定期的に取締役会に報告し、監督を受けます。現在、外部アドバイザーの助言を受けながら、重度リスク及び重要機会の抽出を行っており、当社としての対応がまとまり次第、改めて開示させていただきます。
(4)指標及び目標
当社では、上記「(2)戦略」において記載した、人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標は、次のとおりであります。なお、前述のとおり、当社は、2023年2月にサステナビリティ委員会を設置し、サステナビリティに関する取組みをスタートしております。目標に対する実績の記載は次年度以降とさせていただきます。
指標 | 目標 |
2023年度「働く喜びの実感」サーベイ結果 | 2022年度対比 +1.25% |
2023年度「職場推奨度」サーベイ結果 | 2022年度対比 +3.75% |
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