企業中日本鋳工名証メイン:6439】「機械 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1)経営方針

 当社は、「経営理念」と「経営基本方針」を次のとおり掲げております。

 「経営理念」

 ものづくりを通し社会に貢献し、未来を見つめて挑戦し、お客様に満足を提供する。

 「経営基本方針」

  ・技術、技能を高め、お客様の信頼を得る。

  ・長期的な展望のもとに、創造性を発揮し着実な成長をめざす。

  ・堅実経営と安全最優先を基本とし、社員を守る。

  ・活力に満ちた生き甲斐・働き甲斐のある職場をつくる。

  ・高い理想を持ち、苦労を惜しまない、誠実な人を育てる。

  ・仕入先を大切にし、共に発展する。

  ・自然環境を大切にし、社会とともに発展する。

(2)経営環境

 銑鉄鋳物業界の経営環境は、依然として厳しい状況が続いております。当社におきましても主要取引先である自動車、小型建設機械業界の国際情勢等による景気変動に伴う減産が懸念され事業を取り巻く環境は一段と厳しさを増しております。

 (3)中長期的な会社の経営戦略

 銑鉄鋳物製造業界は、産業機械関連向け需要及び自動車向け需要ともに横ばいの基調で推移しました。主原料である鉄スクラップ市況は、高止まり傾向を続けており、とりわけ銑鉄におきましては、資源価格高騰に伴い年平均で昨年比約50%高騰したまま推移しました。また、鋳物副資材価格、電力等のエネルギー価格、に加えて輸送費等も高騰を続けており、極めて厳しい状況にあります。

一方海外では、ウクライナ情勢よる原材料価格やエネルギー価格の上昇、米国をはじめとする世界各国の経済金融政策や為替の動向等による様々な影響を引き続き注視する必要がある状況であります。このようなリスクを踏まえて、対処可能な事項については、最小化できるよう努めてまいります。

 当社は、3ヶ年計画を策定して目指す姿「鋳物から加工の一貫生産体制確立」のための各施策を継続して推進してまいります。営業活動推進、抜本的コスト構造改革、製品の品質保証体制の強化、切削加工部門の拡充等、将来を見据えて重点戦略を確実に実行してまいります。

 重点取組
  ①提案営業活動の強化

  ②徹底したコスト削減

  ③品質保証体制の強化

  ④加工部門の拡充

  ⑤仕入先の拡充

 これらの活動を通じて、当社は、お客様に感動いただける製品・サービスを提供できる企業をめざして努力する所存です。あわせてコンプライアンス、リスクマネジメント、情報管理体制などの内部統制システムの強化に取り組み、企業価値の向上と持続的成長をめざしてまいります。

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 厳しい経営環境のなか、最優先の経営課題は、国内外の動向に機敏に対応し、確実に収益があげられる企業体質を構築することにあります。策定しました中期経営計画及び年度計画達成のための各方策を迅速に実施に移し、着実に成果に結びつけて安定して収益の出せる企業体質への転換に努めてまいります。

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