三洋工業 【東証スタンダード:5958】「金属製品」 へ投稿
企業概要
自然災害への不安の高まりなど社会的な課題や市場ニーズを捉えた新製品開発に注力しております。「安心・安全」、「防災・減災」をキーワードとしたマーケティング活動を進めながら研究開発を行い、大学など教育機関との関係強化・共同開発にも取り組んでおります。
また、お客さまとの繋がりを深化すべく、会報誌による情報発信や技術研究所展示ルームのVR化などを進めました。
今期市場投入した新製品としましては、自然災害のひとつである台風の多発化に対して、耐風圧性能を付加できる地震対策天井「SW耐風圧天井」、遮音性や歩行感等を備えた石膏系ボードを採用した「ホームベースe LCN-IB12」、階下への床衝撃音遮断性能を向上させた「サニーデッキYB」などを発売いたしました。
また、昨今の地震災害に対応すべく、免震建物向けのエキスパンションジョイントの開発を進め、そして木材利用促進の観点から、CLT材料を活用した床製品の開発に取り組んでおります。
これら研究開発の結果、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は169百万円となりました。
さらに企業価値向上と社会課題の解決に繋げるべく、製品品質と開発スピードの向上を図り、引き続き信頼して頂ける製品の提供を行うことを目的として、3次元振動試験棟(仮称)の建設を計画しました。
次年度におきましては、中期3ヵ年経営計画「SANYO VISION 76」の3年目として、成長製品として位置付けております「安心・安全関連製品」、「環境配慮型関連製品」、「戸建住宅関連製品」及び「リニューアル市場関連製品」といった製品の開発強化に取り組んでまいります。
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