三井化学 【東証プライム:4183】「化学」 へ投稿
企業概要
合弁会社契約等
契約会社名 | 設立年月日 及び契約締結先 | 商号及び資本金 | 主たる目的 | 出資比率、 設立条件等 |
三井化学株式会社 (当社) | 1960年12月14日 イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー (アメリカ) | 三井・デュポン ポリケミカル株式会社(現 三井・ダウ ポリケミカル株式会社) 設立時資本金 2,800百万円 現資本金 6,480百万円 | エチレン酢酸ビニルコポリマーその他のエチレンコポリマーの製造及び販売 | 設立時資本金のうち各半額を当社は現金出資し、イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニーは高圧ポリエチレンの製造技術を現物出資した。 |
三井化学株式会社 (当社) | 1994年11月23日 東レ株式会社 三井物産株式会社 ピーティー・ユオノ・パンチャツンガル (インドネシア) ピーティー・インドネシア・トーレ・シンセティックス (インドネシア) | ピーティー・ペットネシア・レジンド 設立時資本金 1,100万米ドル 現資本金 2,832万米ドル | ボトル用ポリエチレンテレフタレート樹脂の製造、販売 | 設立時資本金は、当社が37.5%、東レ株式会社が32.5%、三井物産株式会社が5%、ピーティー・ユオノ・パンチャツンガルが15%、ピーティー・インドネシア・トーレ・シンセティックスが10%の割合で現金により出資した。 |
三井化学株式会社 (当社) | 2005年4月1日 出光興産株式会社 | 株式会社プライムポリマー 資本金 20,000百万円 | ポリエチレン及びポリプロピレンの製造、加工及び販売 | 当社が65%、出光興産株式会社が35%の出資比率で運営していくこととした。 |
三井化学株式会社 (当社) | 2006年4月10日 現契約締結先:中国石化上海高橋石油化工有限公司 (中国) | 上海中石化三井化工有限公司 設立時資本金 947百万人民元 現資本金 2,347百万人民元 | 中国におけるビスフェノールAの製造・販売 | 当社が50%、中国石化上海高橋石油化工有限公司が50%の出資比率で運営していくこととした。 |
三井化学株式会社 (当社) | 2012年5月28日 現契約締結先:中国石化上海高橋石油化工有限公司 (中国) | 上海中石化三井弾性体有限公司 設立時資本金 637百万人民元 現資本金 1,637百万人民元 | 中国におけるエチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴムの製造・販売 | 当社が50%、中国石化上海高橋石油化工有限公司が50%の出資比率で運営していくこととした。 |
契約会社名 | 設立年月日 及び契約締結先 | 商号及び資本金 | 主たる目的 | 出資比率、 設立条件等 |
株式会社プライムポリマー (連結子会社) | 2012年10月19日 三井物産株式会社
| Prime Evolue Singapore Pte. Ltd. 資本金 115百万米ドル
| メタロセンポリマーの製造・販売 | 資本金は、株式会社プライムポリマーが80%、三井物産株式会社が20%の割合で現金により出資した。 |
三井化学株式会社 (当社)
| 2018年8月8日 (契約締結日) PTT Global Chemical Public Company Limited (タイ) TOC Glycol Company Limited (タイ) | Siam Mitsui PTA Co., Ltd.(現 GC-M PTA Company Limited) 資本金 48億バーツ
| 高純度テレフタル酸の製造及び販売 | 当社が26%、PTT Global Chemical Public Company Limitedが49%、TOC Glycol Company Limitedが25%の出資比率で運営していくこととした。 |
三井化学株式会社 (当社)
| 2020年5月14日 (契約締結日) 株式会社松風
| 株式会社松風 増資後資本金 5,969百万円
| 歯科材料及び歯科用機器の製造・販売 | 当社は、株式会社松風の第三者割当増資を引き受け、当社持分を11.17%から20.01%に引き上げ、業務提携をさらに強化することとした。 |
三井化学株式会社 (当社)
| 2020年11月11日 (契約締結日) 三井物産株式会社
| 本州化学工業株式会社 資本金 1,501百万円
| 高機能樹脂、電子材料、医薬品、農薬などの原料となる各種化学品の製造及び販売 | 当社及び三井物産株式会社が共同して本州化学工業株式会社の普通株式を公開買付するために共同公開買付契約を締結し、当社及び三井物産株式会社の持分比率をそれぞれ51%及び49%とした。 |
三井化学株式会社 (当社) | 2021年9月10日 (契約締結日) Meiji Seikaファルマ株式会社 三井化学アグロ株式会社 (連結子会社) | 株式会社MMAG 資本金 100百万円 | 農薬の研究、開発、製造販売及び輸出入 | Meiji Seikaファルマ株式会社の農薬事業を株式会社MMAGに承継させた上で、三井化学アグロ株式会社が同社の全株式を取得し、完全子会社化した。 |
三井化学株式会社 (当社) | 2021年12月7日 (契約締結日) 日本特殊陶業株式会社 | 株式会社日本エム・ディ・エム | 医療機器の開発製造及び輸入販売並びに全国主要病院及び医師への医療商品の紹介 | 当社は、日本特殊陶業株式会社が保有する株式会社日本エム・ディ・エム株式の全量を譲受け、同社の持分比率を30%とした。 |
吸収分割契約
当社は、2022年5月27日開催の取締役会において、旭化成株式会社(以下、「旭化成」と言います。)のペリクル事業を吸収分割(以下、「本吸収分割」と言います。)の方法により承継することを承認し、旭化成との間で最終契約(以下、「本契約」と言います。)を締結しました。また、2023年3月31日開催の取締役会において、本吸収分割に関する吸収分割契約を承認し、同日付で旭化成と同契約を締結しました。本吸収分割の概要は次のとおりであります。
(1)本吸収分割の目的
旭化成のペリクル事業を承継することにより、先端領域における当社の既存のペリクル事業と、旭化成が有する幅広いペリクル事業のポートフォリオを併せて事業拡大するとともに、新製品の開発や技術力向上を目指します。
(2)本吸収分割の方法
当社は、旭化成のペリクル事業を簡易吸収分割により包括的に承継し、ペリクルの製造を請負う旭化成EMS株式会社(旭化成100%子会社)を当社の100%子会社にするとともに、同社延岡事業所と当社岩国大竹工場をペリクル製造拠点として運営してまいります。
また、韓国・台湾における旭化成のペリクル事業については、本吸収分割の効力発生日までに、同社の現地法人から当社の現地法人である三井化学韓国株式会社および台湾三井化学股份有限公司にそれぞれ事業譲渡(以下、「本事業譲渡」と言います。)を行います。
(3)本吸収分割の日程
取締役会決議日 | 2022年5月27日 |
本契約締結日 | 2022年5月27日 |
本吸収分割契約締結日 | 2023年3月31日 |
本吸収分割の効力発生日 | 2023年7月1日(予定) |
(4)本吸収分割に係る割当の内容
当社は、本吸収分割に際して、承継する権利義務に代わる対価として金7,400百万円を旭化成に交付する予定です。当該金額には、本事業譲渡の対価が含まれております。また、最終的な対価は、本契約に基づく調整を行ったうえで確定する予定です。
(5)本吸収分割に係る割当の内容の算定根拠
本吸収分割において、当社が交付する金銭については、承継する資産及び負債の時価相当額等に加え、本事業の過去及び将来の業績動向、今後の事業の成長性等を踏まえ事業価値を算出し、旭化成と協議のうえ決定しました。
(6)分割する資産・負債の状況
資産 | 負債 | ||
流動資産 | 1,982百万円 | 流動負債 | 224百万円 |
固定資産 | 1,724百万円 | 固定負債 | 133百万円 |
合計 | 3,707百万円 | 合計 | 357百万円 |
(注)上記金額は、2021年9月30日現在を基準として算出しているため、実際に分割する資産及び負債の金額は、上記金額に効力発生日までの増減を加味した数値となります。なお、上記金額には、本事業譲渡の対象となる資産、負債を含めております。
(7)吸収分割承継会社の概要
名称 | 三井化学株式会社 |
所在地 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 |
代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 橋本 修 |
事業内容 | 総合化学事業 |
資本金 | 125,572百万円(2022年3月31日現在) |
株式の譲渡
当社は、2022年8月26日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるMitsui Phenols Singapore Pte. Ltd.(以下、「当該会社」といいます。)の全株式を、2023年3月にINEOS Holdings Limited(以下、「INEOS社」といいます。)に譲渡すること(以下、「本株式譲渡」といいます。)を承認し、INEOS社との間で株式譲渡契約を締結の上、2023年3月31日付で本株式譲渡を実施しました。当該会社の概要等は次のとおりであります。
(1)所在地
3 HarbourFront Place #10-01 HarbourFront Tower 2 Singapore
(2)事業内容
フェノール、アセトン、α-メチルスチレン、ビスフェノールAの製造販売
(3)資本金
119,965,111.6 USD
(4)出資比率
当社:95%、三井物産株式会社:5%※
※事前に当社が三井物産株式会社の保有株式を譲り受けたうえで、その全量をINEOS社に譲渡しました。
(5)本株式譲渡の理由
当社は長期経営計画「VISION 2030」において、フェノール事業をベーシック&グリーン・マテリアルズ事業領域での再構築対象の一つと位置付け、ライトアセット化を方策の一つとして収益変動の低減を目指しております。
当該会社の運営については、他社との協業も含めて検討してきましたが、フェノール事業規模で世界大手のINEOS社に対して、当該会社の全株式を譲渡することが最善との結論に至り、本株式譲渡を実施しました。
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