リード 【東証スタンダード:6982】「輸送用機器」 へ投稿
企業概要
当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。
(1) ガバナンス
① 当社では、持続可能性の観点から、当社の企業価値を向上させるため、サステナビリティに係る経営重要テーマを全社ベースで共有し、目標達成に向けた進捗管理を行い、全社員が一丸となって、事業を通じて社会課題の解決に取り組むとともに、企業として非財務情報のパフォーマンス向上及び積極的な情報開示につとめてまいります。
なお、サステナビリティへの取組の重要性を鑑み、代表取締役社長がサステナビリティ課題に関する経営判断の最終責任を有しております。
② 運用上は、業務役員会、EMS・QMS推進委員会やコンプライアンス委員会において、サステナビリティ関連のリスク及び機会を識別し、評価し、管理し、必要に応じ取締役会に報告を行います。取締役会は、サステナビリティ全般に関するリスク及び機会の監督に対する責任と権限を有しており、当社のサステナビリティのリスク及び機会への対応方針及び実行計画等についての審議・監督を行っております。
③ 現状において、上記の運用が機能しておりますので、サステナビリティ委員会の設置については、今後の検討課題といたします。
(2) サステナビリティ経営重点テーマ
| サステナビリティ重点テーマ | 社会課題 | 具体的取組 | 2030年目標 | SDGs |
環
境 | カーボンニュートラル
| 脱炭素社会への移行
廃棄物の増加 | ・CO2削減に向けた取組 |
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・アニールレス技術(特許取得) | (2013年度比)
CO2削減目標 △24%
CO2削減効果△2,038t | ||||
・シート塗装技術(特許取得) | |||||
・部品の軽量化に関する取組 | |||||
・リサイクル材の使用に関する 取組 |
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・次世代モビリティに関する取組 | |||||
(電動キックボードの開発) | |||||
・電気自動車用部品に関する取組 | |||||
・省エネ設備機械へのシフト |
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・CO2排出を制御する工程・開発 | |||||
・ゼロエミッションの継続 | 埋立処分率ゼロ継続 | ||||
・3Rの推進 (Reduce/Reuse/Recycle) | |||||
・環境事故ゼロ継続(環境汚染) | 環境事故 ゼロ継続 | ||||
・労働災害ゼロ(重大災害) | 重大労災 ゼロ継続 | ||||
・災害事故ゼロ(火災・爆発事故) | 火災・爆発事故ゼロ継続 | ||||
社 会 | 社員エンゲージメントの持続的向上 | 人権尊重 働きやすい環境整備 多様な人材の活躍 | ・経営理念、コンプライアンス意識の更なる浸透 |
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・国籍・性別等にとらわれない多様な人財の採用
・国籍・性別等にとらわれない人財育成の更なる推進 | |||||
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・老朽化した職場環境の計画的改善 | |||||
ガ バ ナ ン ス | コーポレートガバナンス | 持続可能な企業経営 企業の不正、不祥事 | ・経営意思決定の透明性向上 |
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・サステナビリティ経営に資するコンプライアンス経営 | |||||
・運用上は上記(1)ガバナンスに記載のとおり |
(3) 人的資本に関する方針と戦略
当社における人財の多様性の確保を含む人財の採用並びに育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりです。
(企業理念)
社是:三意専心 「誠意」「熱意」「創意」
社訓:努力一筋 全社一丸 品質一心
常に「新しい価値創造への挑戦」を柱に掲げ、感性とテクノロジーの融合で、高品質・高精度の製品開発に挑戦してまいります。
(対話文化の醸成)
従来より取り組んでおります「社長と、全社員との直接対話(対話集会)」の継続的発展と、会議やミーティングは対話を重視しつつ運営してまいります。
(人財の採用・育成方針)
当社の人財は重要な資本であり、当社の持続的・継続的発展の源泉は「人財」であるとの認識のもと、国籍・人種・性別・宗教・価値観等の違いにとらわれない多様な人財の採用と、人財育成に計画的に取り組んでまいります。
具体的には、新入社員研修、スキル向上研修や役員養成研修を導入しているほか、当社の業務運営に必要な各種法律知識や、国家資格の取得並びに各種業務資格取得を推奨しており、そのために必要な資格取得奨励金制度を設け、積極的に人財育成を図っております。
また、法令遵守・コンプライアンス経営を標榜し、顧問弁護士による法律に関する勉強会を定期的に開催しているほか、人権尊重の観点から、コンプライアンス研修を毎月開催し、差別やハラスメントの無い組織つくりにも注力し、社員エンゲージメントの持続的向上に努めてまいります。
(社内環境整備方針)
中長期的な企業価値向上のためには、イノベーションを生み出し、変化していくことが重要であり、その原動力となるのは、多様性のある人財と、それを認め合う企業風土であると認識し、国籍・人種・性別・宗教・価値観等の違いにとらわれない環境整備に取り組んでまいります。
また、環境汚染や重大な労働災害、火災等の災害事故が発生しないよう環境整備に注力するほか、自動化、機械化や社員の労働環境の改善に取り組むとともに、多様な人財が意欲をもって活躍できる活力のある組織の構築を推進してまいります。
(働き方改革)
社内環境整備の実現のみならず、仕事の本質を「時間の提供」の考え方から脱却し、生産性の向上により時間外労働時間の削減と、有給休暇の取得日数の増加に取り組んでまいります。
間接部門 | 2022年度実績(年間) | 2030年度目標(年間) | 増減 | 増減率 |
時間外労働時間の(平均) | 111.8 時間 | 100.0 時間 | △11.8 時間 | △10.6% |
有給休暇の取得日数(平均) | 7.5 日 | 15.0 日 | 7.5 日 | 100.0% |
(4) リスク管理
① 業務役員会、EMS・QMS推進委員会、コンプライアンス委員会において、サステナビリティ関連のリスク及び機会を識別し、評価し、管理し、必要に応じ取締役会に報告を行います。
② 取締役会は、サステナビリティ全般に関するリスク及び機会の監督に対する責任と権限を有します。
③ 取締役会が、定期的にサステナビリティに関するリスク及び機会への対応方針及び実行計画等についての審議・監督を行います。
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