ラクス 【東証プライム:3923】「情報・通信業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
国内においては、少子高齢化の進展による労働人口の減少や、価値観の多様化による労働環境の変化など、企業を取り巻く環境は不確実性が増しており、様々な社会課題が生まれてきています。
そのような中、ラクスは「ITサービスで企業の成長を継続的に支援します」というミッションを掲げ、国内で働くすべての人に最新のITによる恩恵を届けることで日本を豊かにすることができると信じ、事業に取り組んでいます。
持続可能な社会の実現のためには、多様な価値あるサービスやプロダクトを通じて、継続して新たな社会的価値を創造することが重要であると考えます。
ラクスはITサービスを通じてデジタル化を継続的に推進し、企業の成長と、そこで働く人々の幸せに貢献していきます。
なお、当社は、自らの事業成長が多くの企業の業務効率化やペーパーレス化の促進を実現すると考えており、それを具現化するための組織構築に資する人的資本投資を含んだサステナビリティという観点で、個別の取り組み指標や目標を設けておりません。
(1)ガバナンス
この「サステナビリティの考え方」を経営の基盤とし、社内外のステークホルダーとのエンゲージメントを向上させながら、社会・経済環境の変化に即応した的確な意思決定ができる組織体制を永続的に運用していきます。
(2)戦略
中長期的な企業価値や事業活動の持続性に対してのリスクと機会を整理し、4つの持続的な成長のための重要課題(マテリアリティ)を定めています。これらのマテリアリティに対する継続的な取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献します。
① 優良なサービスの展開拡大
顧客の業務理解を通じて、抱える課題と痛みをしっかりと捉えることで、最適なサービスが提供できます。ラクスはこの考えのもと、優良なサービスの展開により社会のデジタル化を推進していきます。
② 多様で優秀な人材の確保・育成
顧客の業務を理解し、サービスとして提供できる人材は、ラクスの重要な成長基盤です。サービスと人材、この2つが両輪となって事業成長を牽引します。
③ 活躍・成長の場の提供
成長基盤である人材が活躍できるポジション、成長を実感できる機会を積極的に提供しています。事業の成長に伴い、活躍・成長の場が拡大していくスパイラルを実現していきます。
④ 安定したサービス提供
強固なセキュリティの構築により安定かつ安心できるサービスを継続して提供しています。多くの顧客の業務を支え、成長に寄与するサービスとして、信頼に応え続けます。
マテリアリティとして特定しているとおり、ラクスでは「多様で優秀な人材の確保・育成」「活躍・成長の場の提供」への取り組みの重要性を認識しています。
性別や年齢などにかかわらず多様な人材を積極的に採用するとともに、社員が成長するための機会及び環境を提供し、社員個人の自発的な成長を促進することで、一人ひとりの成長と組織パフォーマンスの最大化を実現できる仕組みづくりに取り組んでいます。
その取り組みを支える体制として、「採用」、「教育・育成」、「評価」に特化した専門の組織を設置し、それぞれの業務レベルの高度化に取り組んでいます。
この取り組みにより、多様な視点・能力を持つ中途人材を中心とした採用の実現や、事業環境の変化に柔軟に対応した組織づくりができています。
また、ラクスリーダーシッププリンシプル(行動指針)をマネジメント層の取り組みの中心に据えることで、それぞれの活動を有機的に結びつけ、社員個人の成長と組織パフォーマンスの向上により事業の持続的成長を目指す企業文化の醸成を促進しています。
(3)リスク管理
事業を取り巻く外部環境におけるリスクと機会を以下のとおり選定・抽出し、これらを見据えた事業推進の体制を構築しています。
また、リスクの適切な管理・運営による経営の健全性を確保するために「リスク管理規程」を定め、具体的な事象を想定した経営に重大な影響を与えるまたはその可能性が高いリスクの発生に備えています。
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