ミツバ 【東証プライム:7280】「電気機器」 へ投稿
企業概要
当社は、次のとおり「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」及び「指標及び目標」の観点からサステナビリティに関する考え方を整理し、取り組んでおります。
なお、文中に記載の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在(2023年6月22日)において当社が判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社はサステナビリティに関する重点課題を確認し、適切な運用を推進・統制するため、取締役会及び経営会議の下、副社長を議長とするESG会議を年4回開催し、当社において発生し得る損失危機に対する分析及び評価を行い、サステナビリティ経営の方針、戦略及び推進計画策定のための議論を行っております。また、推進計画の進捗状況をモニタリングし、改善を指示しております。また、ESG会議の下部会議体として、各領域別に課題解決のための委員会を設置し、各分野のエキスパートが活動しています。特に気候変動問題は最重要課題の1つと考え、サプライチェーン全体で取り組むべく、執行役員を委員とするカーボンニュートラル委員会(年4回)を設置し、脱炭素社会への貢献に積極的に取り組んでおります。
(2)戦略
サステナビリティに関する課題は、社会や企業のリスクを減少するだけでなく、収益向上の機会につながる重要な経営課題であると認識しております。そのため当社事業及びステークホルダーの双方の観点から様々な社会課題の重要度を検討し、マテリアリティ(重要課題)を特定しております。
このマテリアリティに基づき、着実に取り組みを推進し、企業としての持続的な成長と、社会課題の解決・社会的責任を果たすことを両立させてまいります。詳細は、CSR報告書2022に記載しております。
特にミツバビジョン2030で掲げる脱炭素社会の実現への貢献に向けて、カーボンニュートラルの推進を目指し、従来のグループCO2排出量の削減から、材料調達から製品・部品の輸送、さらに製品の使用段階まで拡大し、サプライチェーン全体での削減に挑戦していきます。
また、当社における人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針として、ミツバグループ人権労働方針を策定しております。詳細は、CSR報告書2022に記載しております。
その方針を受けて、安全衛生や健康経営については安全衛生・防災委員会及び健康経営推進委員会を通じて、職場環境の整備に取り組み、人材育成や多様性等については人事機能が戦略や計画を議論しております。
CSR報告書2022
https://www.mitsuba.co.jp/jp/sustainability/files/csr_2022.pdf
(3)リスク管理
当社はサステナビリティに関する課題を含む事業のリスクについて、ESG会議にてリスク項目の見直しと自己点検及び評価を定期的に実施しております。詳細は、「3 事業等のリスク」に記載しております。
(4)指標及び目標
当社は、サステナビリティに関する課題を各機能の方針及び業務計画、又は課題解決のための会議体計画に指標及び目標を織り込み、取り組んでおります。
特にカーボンニュートラルに関しては、カーボンニュートラル方針を策定し、その達成に向けて意欲的に推進しております。
指標 | 目標 | 2022年度実績 |
グループCO2排出量 | 年3.0%(2018年度比)の 削減施策の立案及び推進 | 5.1%の施策積上げ完了 (実排出量は12.0%削減) |
また、当社では、上記(2)戦略において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。
指標 | 目標 | 2021年度実績 |
グループ労災発生件数 | 休業災害0件 | 休業災害1件 |
不休業災害10件以下 | 不休業災害14件 | |
健康診断受診率 | 100%(休職者除く) | 99.9%(休職者除く) |
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