マーチャント・バンカーズ 【東証スタンダード:3121】「サービス業」 へ投稿
企業概要
当社グループにおけるサステナビリティに関する考え方及び取組は次のとおりであります。なお、将来に関する事
項については当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社グループでは現在のところ、サステナビリティに関する体制は推進途上にあります。持続可能の
観点からサステナビリティの推進をこれまで以上に行うことで、志と自己規律を高めて法令順守・遵法精神
の向上に努め、さらに徹底した対話を重ねて経営戦略の共有化を図り企業価値の向上に努めて参ります。
コーポレートガバナンス体制 模式図
(2)戦略
日本国内では生産年齢人口が減少し働き手が不足しつつあります。そうしたなか、当社グループでは
中長期的な企業価値向上のため、ダイバシティによる個々の力の掛け合わせを重要な戦略と位置付けて、
国籍、性別、年齢、学歴、職歴など様々な立場の価値観・経験を生かした組織づくりを行っております。
(3)人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略
前期まで男性のみの役員構成でありましたが、第99期株主総会より女性役員を2名とし、外国籍役員を
1名増員することで、多様な経営判断、グローバルな投資案件の開発などをおこなう環境を整えて参ります。
取締役全体8名 (監査役含む) | |||
男性 | 女性 | 日本国籍 | 外国籍 |
6名 | 2名 | 6名 | 2名 |
※令和5年6月29日現在
(4)リスク管理
当社グループでは、管理すべきリスクをカテゴリーごとに以下のように識別しております。
Ⅰ. コンプライアンスリスク
会社法に対する違反、金融関連法規に対する違反、税法に反する違反等。
Ⅱ. ビジネスリスク
戦略の失敗、新しい規性、業界動向等。
Ⅲ. オペレーショナルリスク
重要な諸改革の失敗、人的資源、機密漏洩、顧客の不満、サービスや品質の低下等。
Ⅳ. ファイナンシャルリスク
流動性リスク、信用リスク、為替リスク等。
Ⅴ. カントリーリスク(国際的な経済取引における相手国固有のリスク)
国・地域の戦争、内戦、革命、暴動、資産凍結等。
Ⅵ. レピュテーションリスク(風説リスク)
真偽はともかく当社への否定的な世評が取引基盤を崩し、高い訴訟費用、収入低下等をもたらす。
Ⅶ. 保険リスク
災害による財産損害、資産損失、従業員の雇用上の問題、健康と安全等。
万一、これらのリスクが発生した場合、『マーチャント・バンカーズ・グループ行動規範』に則り、役員及び
従業員は行動をいたします。
(5)指標及び目標
サステナビリティに関する体制は現段階では推進途上でありますが、サステナビリティへの取組みが自社にと
ってのリスクであり機会でもあると認識するとともに、投資家の皆様に対して広くESG投資を募るための有用な手
段になると理解し企業価値向上において必須であると認識しております。具体的な指標に関しては将来的な課題
とし、人材育成及び社内環境整備をおこなって参ります。
(6)人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、
指標及び目標
『人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略』で記載したように当期において女性役員並びに外国籍
役員の増員をいたしました。今後の人材育成・採用に関しても、組織の多様性を目指し努めて参ります。
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