企業ホリイフードサービス東証スタンダード:3077】「小売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社におけるサステナビリティに関する考え方及び取組は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末時点における方針であります。

(1)ガバナンス

 当社は、外食企業として永遠の「食」を追求し、食分野において貢献し、企業価値を高めることで、社会に貢献して行きたいと考えております。最終的には、食品循環資源の再生利用を推進し、地球環境にやさしい資源の利用を進める計画です。このような考えのもと、気候変動を含む環境・社会課題は、経営上の重要事項として捉え、取締役会において議論し、経営戦略やリスク管理に反映しております。

 具体的な対応や取組みとして、代表取締役社長を委員長として設置したサステナビリティ委員会で協議し、委員会で議論された内容は、少なくとも年1回の頻度で取締役会に報告されます。取締役会は、GHG排出削減の状況等の報告をもって適切に監督する態勢を構築しております。また、サステナビリティ委員会は、全部室長をメンバーとして年4回開催することとしており、重要課題の特定、サステナビリティビジョン策定など、中長期的なESG課題を協議することとしております。

(2)戦略

 永遠の「食」を追求してゆくため、経営理念に加え新たに「地球環境の持続性」を、マテリアリティとし、持続可能な社会を目指すこととしました。地球環境の維持によって、安定して農作物が供給され、日々の営業で発生する食品廃棄物は、堆肥化及び飼料化を進め、そこから生まれる農産物を使用したメニューを展開し、食品循環資源の再生利用による食品サイクルを確立して参る計画です。

 資源の再生利用による食品サイクルの確立を進めて参ります。

(3)リスク管理

 当社は、食分野に重要な影響を及ぼす可能性のある関連リスクとして、「気候変動」や「自然災害(地震・台風・洪水等)」、等を事業等のリスクとして特定しています。これらのリスクに適切に対応するため当社は、代表取締役社長を委員長とする「コンプライアンス委員会」及び「サステナビリティ委員会」を設置し、コンプライアンス経営の徹底に加え、内部統制の状況や新しい社会課題に対するCSR領域への取り組みについても検討を行う体制としております。

(4)指標及び目標

 当社はこの度、サステナビリティ委員会を発足したところであり、地球環境の持続性に対する目標設定から進める計画です。GHG排出量等の算出についても実現できていない状況にあり、今後の委員会において計画の策定を進めて参ります。

〈人的資本に関する方針〉

(1)戦略

 当社は、「それでお客様は満足か」のスローガンのもと、店長を中心に、共に学び・育つ「共育及び共学」の精神で、有能な若手社員及びパートナーにチャンスを与え、組織の活性化につなげて成長して参りました。ダイバーシティの声が高まる中、年齢や性別に関係なく様々な人材が活躍出来る環境や仕組みの整備を進めております。特に、営業店所属社員の女性雇用率拡大を目標に設定し取組んでいるところであります。従業員の定着率を向上させるため、ワークライフバランスを整えながら、従業員一人ひとりが、働きがいをもって能力を十分に発揮できる仕組みづくりと、安心して働き続けることができる職場環境の整備を進めて参ります。今後も、男女や年代等に関係なく、多様な人材の採用及び登用を行い、当社の持続的な成長に繋げて参る計画です。

(2)指標及び目標

 当社では、上記「(1)戦略」において記載した、職場環境の整備を中心とした目標及び実績は以下の通りであります。

課   題

営業部門は、他部署に比べると残業も多く、深夜勤務を伴うことから、家庭との両立が難しく、女性の正社員比率が低い。

指   標

目   標

実   績

営業部門における社員採用

  2023年3月期 5名

3名

社員の一月あたり平均残業時間

2023年3月期 20時間以内

21時間37分

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