ベルシステム24ホールディングス 【東証プライム:6183】「サービス業」 へ投稿
企業概要
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。
(1)経営の基本方針
当社グループは、「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」という企業理念(PURPOSE)の下、お客様に最適なソリューションを提供し、新たなビジネス価値を創造するとともに、多様化への取り組みも推進してまいりました。これからも持続的で健全な成長の実現を目指すために、以下の施策を重点的に取り組んでいく所存であります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
① 対処すべき課題
当社グループは、パーパスである「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」の下、コーポレートボイス「その声に、どうこたえるか。」を策定し、これを体現する取り組みを推進してまいりました。
これからもお客様、従業員、そして社会の幅広い声(課題)に向き合い、多様な人材の活用とパートナーとの共創によりビジネス領域を拡げて、それぞれの声にこたえるとともに、持続的で健全な成長の実現を目指してまいります。
② 財務上の課題
当社グループは、金融機関を貸付人とする借入契約を締結し多額の借入れを行っており、2024年2月期の有利子負債依存度は47.7%となっております。市場金利が上昇した場合及び財務制限条項に抵触した場合には、当社グループの存続に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、2024年2月末現在、連結財政状態計算書にのれんを968億円計上しており、総資産の55.2%を占めております。事業収益性が低下した場合等にはのれんの減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。
(3)経営上の目標とする経営指標
中期経営計画2025で掲げた3つの重点施策「①人材(総力4万人の最大活躍)」「②型化(データ活用の高度化)」「③共創(NEW BPOの領域開拓)」の実現に向け、引き続き多様な人材が長期に渡り活躍できる環境の整備と、生成AI等の活用による新たな価値の創造、並びに当社グループの強みとパートナー企業の知見・技術を融合した新たなBPO領域の開拓を推進してまいります。
(3つの重点施策)
① 人材(総力4万人の最大活躍)
完全在宅オペレーションの推進、適性と仕事のマッチング強化による個の能力の最大化、多様で柔軟な働き方改革の促進等を通じ、成長機会の仕組み化と働く環境の次世代化を目指してまいります。
② 型化(データ活用の高度化)
すべての顧客体験に関わるデータであるCXデータを活用し、コンタクトセンター業務の高度化に加え、顧客ニーズにこたえるITツールのコーディネート、経営支援につながる業務改善へとCX業務を深化してまいります。
③ 共創(NEW BPOの領域開拓)
当社グループの強みである運用力と相互補完するパートナーとの提携を通じ、新BPO領域の創出と拡大を目指してまいります。
(定量目標数値)
2025年度の具体的な数値目標については以下の通りであります。
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