フーバーブレイン 【東証グロース:3927】「情報・通信業」 へ投稿
企業概要
当社グループにおけるサステナビリティに関する考え方及び取組は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティ
当社グループは、気候変動リスクを検討及び対策するうえで、気候関連財務情報開示タスクフォース提言(以下、「TCFD提言」という。)を参照し、TCFD提言において2分類される気候関連リスク(脱炭素社会への移行に伴う、行政機関による政策の変更や規制、脱炭素技術の進展、特定の商品の需要の変化等に起因する「移行リスク」及び気候や気象等の変化そのものに起因する「物理的リスク」)について、現在、当社グループが営むITツール事業及びITサービス事業の事業内容と照らし、発生可能性並びに発生した場合の事業及び財務への影響度が高いリスクとして、「物理的リスク」を主なる検討・管理対象としております。
気候変動影響に柔軟に対応して、当社グループ事業を持続的に発展させていくため、将来の影響を適切に把握し、可能な限り早い段階から戦略的に影響を回避・軽減することを可能とするよう取り組んでおります。
①ガバナンス
当社グループでは、各グループ会社の取締役会において各事業活動における気候変動による「物理的リスク」について、適宜、対応を協議しております。当社の具体的な体制については、「第4提供会社の状況4コーポレート・ガバナンスの状況等(1)コーポレート・ガバナンスの概要③企業統治に関するその他の事項c.損失の危険の管理に関する規程その他の体制」に記載しております。
②リスク管理
気候変動リスク、主に「物理的リスク」については、上記のとおり、各グループ会社の取締役会において、適宜、対応を協議しており、当社の具体的な体制については、「第4提供会社の状況4コーポレート・ガバナンスの状況等(1)コーポレート・ガバナンスの概要③企業統治に関するその他の事項c.損失の危険の管理に関する規程その他の体制」に記載しております。
(2)人的資本
当社グループは、2025年3月期に連結営業利益5億円達成を業績目標(以下、「本業績目標」という。)とし、ITツール事業及びITサービス事業の両事業の拡大に取り組んでおります。本業績目標達成に向け、各事業の業績拡大に取り組んでおりますが、ITツール事業におけるソフトウェアの自社開発並びにITサービス事業の当社保守・役務提供及び子会社GHIのSES事業においては、人材こそが価値創出・売上創出の源泉であります。当社グループは、両事業の根幹たるIT人材の育成・獲得、また、各従業員一人一人が生産性向上等による高いパフォーマンスを発揮できる環境構築のため、下記の取り組みを行っております。
①戦略
上記のとおり、本業績目標の達成に向け、ITツール事業及びITサービス事業の業績を拡大するうえで、価値創出及び売上創出の源泉たるIT人材含めた人材の獲得においては、即戦力が期待される中途採用を前提とした人員計画を策定しております。子会社GHIにおいては、独自の韓国ネットワークをさらに活用した韓国IT人材の採用を拡大、また、当連結会計年度において、採用コンサルティング及び人材紹介事業を営むアド・トップを子会社化し、今後の当社及び子会社GHIにおける国内採用活動の強化に取り組んでまいります。
各従業員一人一人が高いパフォーマンスを発揮できる環境構築に向けては、従業員の職務におけるスキルアップに向け、定期的な社内研修の実施、また、ソフトウェア開発の効率化の実現のため各種業務支援ツールの活用を促進し、生産性の向上に取り組んでおります。当社の生産性の向上に向けては、自社開発の働き方改革支援製品「Eye“247” Work Smart Cloud」の活用による従業員の業務効率改善に取り組み、業務負荷軽減含めた対応を行っております。
②指標及び目標
当連結会計年度の当社グループ連結売上高2,338,456千円に対し、当社単体売上高は1,649,944千円と、連結売上高の約7割を占めております。
このような状況において、本業績目標達成における当社単体の影響が大きく、上記戦略に基づいた人的資本の指標及び目標については、当社における指標及び目標を示すことといたしました。従業員が高いパフォーマンスを発揮できる環境構築の成否KPIとする当社の人的資本における指標と目標は、以下のとおりであります。
指標 | 当事業年度 | 目標(2025年3月期) |
エンゲージメントスコア (平均値) | 3.6 | 3.8以上 |
当社が実施したエンゲージメントサーベイの世界平均スコアは3.6と、当事業年度における当社平均値と同値であります。スコア3.8以上が、エンゲージメントが高い状態と認識される値でありますので、当該値を本業績目標の達成期である2025年3月期の目標としております。
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