企業兼大株主フィンテック グローバル東証スタンダード:8789】「その他金融業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、別段の表示がない限り、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営方針

 当社のコーポレートアイデンティティは「すべての産業界へ革新的なストラクチャードファイナンスの効用を浸透させる」であります。金融環境の変化に応じた先端的・革新的な金融商品や「仕組み」を作り、多様化する顧客のファイナンス・ニーズに対応するとともに、顧客の企業価値、資産価値の最大化を通じて、関係するすべてのステークホルダーの満足を実現して参ります。

(2) 経営環境、経営戦略及び優先的に対処すべき課題

 日本の企業や地域社会においては、原材料やエネルギー価格の上昇による採算悪化や、人口減少と少子高齢化による税収減や人手不足など、様々な課題が発生しております。

 こうした中で、経営者の高年齢や後継者の不在などの課題を抱えた企業から、当社が企業の買い手となり売却先を見つける「事業承継ソリューション業務受託」とこれに付随する「プライベートエクイティ投資」への引き合いが高水準で続いています。また地域社会からは、地方財政の悪化や施設の維持更新、エネルギー価格上昇等の社会課題に対応するソリューションが求められています。

 当社グループはこのようなニーズに対応することで、高い付加価値を生み出して収益力を高めるとともに、関係するすべてのステークホルダーの満足の実現と地域社会の発展に貢献して参ります。そのために、以下の当社グループの事業分野においてそれぞれの課題に取り組んでおります。

① 投資銀行業務、投資業務

・事業承継ソリューション業務受託とプライベートエクイティ投資の強化。

・顧客ニーズに即した商品組成と販売強化。

・金融機関借入等による投資資金の確保。

② 投資運用業務

・預り資産残高の増加によるストック型収益基盤の拡大。

③ 地域課題ソリューション

・大規模自治体を中心とする財務書類作成支援業務等の営業強化。

・公共施設の個別施設計画策定支援や公共財のプロジェクトマネジメント案件等の受託の増加。

・地域の重要施設の新設や維持更新を目的とするファイナンス・ソリューションの提供を通じた街づくり支援。

④ メッツァ

・広告宣伝、国内外営業強化とコスト構造の見直しによる集客力・収益力向上。

・㈱ライツ・アンド・ブランズ株式売却資金を原資とする魅力ある新たなコンテンツ等の導入。

⑤ 人的資本

・新たな価値を創造し事業拡大を支える優れた人材の採用と、育成、維持のための人事課題の改善。

 なお当該事項は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に詳細を記載しています。

(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社は、株主価値の最大化のため資本を効率的に活用することを重視し、効率性を計る尺度として、自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標として位置づけ、ROEが安定的に20%超となることを目指す方針として、収益力の強化を推進することを2023年11月に公表しました。

当該指標の実現に向けて、収益力の強化を中心に、以下の施策を推進してまいります。

収益力の強化

事業承継ソリューション業務受託などの高収益事業を中心に各事業を強化

   詳細は上記(2)に記載のとおりです。


優れた人材の採用、育成、維持を推進  人的資本を強化

2023年9月期に国内の投資銀行事業セグメント各社で、人事評価・報酬制度を見直したが、更に人事課題の改善を進める。

 

中長期的な視点でのコストコントロール

メッツァビレッジの敷地内に、自家消費を目的に太陽光発電設備設置を計画。

中長期的な電気料金削減とともに再生可能エネルギー事業の実績・ノウハウ獲得を狙う。

CO2排出削減によりソーシャルリスクも低減。

資産効率性の

改善

定期的に投資ポートフォリオのレビューを行い、資本を配分
 
流動化に向けたメッツァビレッジの収益性向上

財務レバレッジの

改善

成長投資のためのデット調達の拡大
   連結財務諸表における借入金は、ムーミンバレーパークへのプロジェクトファイナンスで

  占められており、当社の借入残高は僅少。借入を使った投資により成長戦略を加速。
 
株主還元の実施

 投資のチャンスを逃さない手元流動性を確保したうえで、

 創出した利益による株主還元を実施。

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