ハーバー研究所 【東証スタンダード:4925】「化学」 へ投稿
企業概要
当社グループは、令和2年に「ハーバー「サステナブル宣言」~誰もが笑顔で輝く社会へ~」を策定し、環境(地球の環境に配慮した製品・サービスの提供)、社会(労働環境の改善、人権問題への配慮、地域社会への貢献)、ガバナンス(法令遵守・情報開示を重視する健全かつ透明性の高い経営)に取組んでおります。
令和4年4月よりスタートした中期経営計画(令和4年~令和6年)では、①経営理念(創業の精神)「われらの誓い」を基本に、持続的成長と企業価値向上に向けた収益基盤の構築、②ESG、SDGsへの取組みを通じて、ステークホルダーとの関係性の向上を基本方針としています。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社取締役会では、令和4年4月よりスタートした中期経営計画(令和4年~令和6年)で実施すべき基本戦略に基づき、各担当部門で策定した戦術を含め、定期的に取組状況の振り返りを実施し、進捗率等の確認を行っております。また監査等委員会が中期経営計画の進捗状況の内容等を確認し、監視、管理する体制としています。当社グループの事業展開に関するリスク、機会、対応状況等については、取締役・社外取締役監査等委員・子会社代表取締役の出席する連絡協議会、更には当社取締役会にて適時報告、協議され、社外取締役監査等委員が意見、助言を述べる等、監視、管理する体制としています。
(2)戦略
当社グループは、中期経営計画の基本戦略として、コンプライアンス・ガバナンス、IT基幹システム、人材戦略、環境に配慮した研究開発、健康食品のシェア拡大、広告展開の最適化・新たなターゲット層の開拓、販売チャネルの連携強化、ロイヤルティの向上とLTV(顧客生涯価値)の最大化、以上8項目に重点を置き、これらを研究開発、製造から物流に至るまでグループ全体が有機的に結合し、総合力を活かして的確、柔軟に対応していきたいと考えております。
短期、中期及び長期の「労働環境の改善、人権問題への配慮、地域社会への貢献」の取組みにおいては、働きやすい職場環境等の提供、障害者雇用の更なる促進と自立応援、次世代の管理職の育成及び階層別の教育・女性活躍のための社内研修の充実等を方針としております。
(3)リスク管理
当社グループの事業展開に関するリスク及び機会に関しては、業務を執行する取締役が識別・評価し、適時、連絡協議会、取締役会にて報告し、管理する体制としています。
当社グループのリスク管理プロセス図は、以下のとおりです。
(4)指標及び目標
創業以来続く「無添加主義®」を貫くため、短期、中期及び長期の「地球の環境に配慮した商品・サービスの提供」において、「高品位スクワラン等の原料確保」を当社グループの事業展開に関する重要なリスクとして認識しております。また「安全かつ環境に配慮した商品開発」と「徹底した衛生管理での商品づくり」を重要課題として、独創的な技術による高機能、高品質の商品の開発、製造に取り組んでおります。
人材の育成及び社内環境整備については、階層別の教育、社内研修の充実、世代・ジェンダーを問わない社内横断的な委員会等の実施、各種プロジェクトの運営などにより、リーダーシップを発揮できる人材の育成、管理職の登用を進め、次世代の役員候補者の発掘に努めております。
当社グループの女性管理職比率については、令和5年3月31日現在の女性管理職が52名、管理職全体に占める比率は61.2%となっており、目標値50.0%を達成しております。
男性育児休業取得率は、当社グループ全体に周知と男性への育児休業取得を促しており、令和5年3月31日現在の取得率は100%となっております。
男女間賃金格差については、「第1企業の概況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。
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