ハンズマン 【東証スタンダード:7636】「小売業」 へ投稿
企業概要
当社は、持続可能な社会の実現が企業の成長・発展に不可欠であると認識し、地域社会への貢献と共存を目指しながら、自然環境への負荷軽減、労働環境の改善に取り組んでいくことが企業に課せられた義務であると考えております。そして地域社会や企業の持続的な発展に向け、高い人権意識に基づく良識ある企業として行動し、各課題に積極的に取り組んでおります。なお、本文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社は、各部門が提起するサステナビリティ全般における課題について、取締役会・経営会議等において実現可能性や投資効果の分析を基に多面的に協議し、必要に応じて取締役会に諮った上で対策を実施していく体制を採っております。
(2)戦略
当社は、環境問題への配慮、人権の尊重などを重要課題として認識しております。
①気候変動などの地球環境問題への配慮
将来的にCO2排出量実質ゼロに向けた各種施策に取り組んでまいります。
②人的資本に関する方針
人材の多様性は中長期的な企業価値の向上につながる重要な要素であると考えております。また、当社は接客を重視しており、従業員の質の向上なくしてお客様が本当に望むサービスの提供はできないと考えております。そのために高齢者雇用含め、老若男女人材の多様性を重視し、当社従業員であることに幸せや誇りを感じ、安心してより長く働けるよう、処遇・福利厚生の改善に積極的に取り組んでまいります。
(3)リスク管理
当社は、収益確保・人材確保といった継続的経営課題を企業リスクとして把握するのみならず、社会環境問題、世界情勢をはじめとする地政学的リスク、自然災害リスクを把握し、中長期的な政策の協議と実行を行っております。また、サステナビリティをめぐる課題を外部環境変化のリスクとして把握し、今後の出店・店舗運営について、各会議体で検討し対処しております。
(4)指標及び目標
当社は、以下の項目について目標を定め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
①地球環境問題に対する指標
当社の2022年度CO2排出量は、2013年度比△70.2%となっております。CO2排出量実質ゼロの具体的な達成時期の目標は定めておりませんが、自助努力として以下の項目に取り組んだうえで、再生可能エネルギーへの切り替えやカーボンオフセットの活用とともに達成してまいります。
項目 | 実績 | 目標 |
全店LED照明への切り替え | 全12店実施済み | より高性能タイプへの切り替え |
太陽光パネルの設置 | 1店舗実施済み | 設置可能店への全店設置(5年以内100%) |
(注)2023年10月オープン予定の松原店を含む。
②人的資本に関する指標
当社は、全従業員における女性の占める割合が約6割に達している状況であり、女性幹部の登用と女性が働きやすい職場環境の整備を進めてまいります。
指標 | 2023年6月期実績 | 2026年6月期目標 |
女性管理職比率 | 11.3% | 25.0% |
男性育児休業取得率 | 60.0% | 70.0% |
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