トリプルアイズ 【東証グロース:5026】「情報・通信業」 へ投稿
企業概要
当社グループは、経営理念として掲げる「テクノロジーに想像力を載せる」に基づき、AIソリューション事業において、機械学習技術、深層学習技術、画像処理技術を用いたアルゴリズム及びソフトウエアの研究開発に取り組んでおります。
2014年より、囲碁AI開発プロジェクトへ参画し、AI・ディープラーニングの知見を蓄積し、2019年の画像認識プラットフォーム・AIZEに結実いたしました。独自開発した画像認識AIエンジンのサービス提供を展開するにあたり、実際のビジネスの現場で活用するためには、多様な顧客ニーズへの対応が求められます。したがって、研究分野は多岐にわたります。
画像認識からスタートしたAIの研究開発は、近年さらに広がりを見せ、説明可能AI(XAI)の研究も開始いたしました。説明可能なAIとは、AIが導いた解答を人間が理解できるようにする技術であり、AIの社会実装に欠かせないと考えられ、これはAIの社会実装を標榜する当社グループのビジョンとも親和性の高い技術であると考えられます。
また生成AIの活用を含むAIに関するニーズの引き合いを主として、一気通貫のオーダーメイドAI開発、ラボ型サービスの提供及び関連するDXプロジェクトのコンサルティング、開発・業務提携などを通じた他上場企業等と当社グループとの共同プロダクト開発も行っています。
下記は当連結会計年度において当社グループが携わった新たな研究開発案件であります。
・国立競技場にてAIカメラを設置。サッカー観戦者データ分析に取り組む
・大学の授業の顔認証出席確認の実証実験をスタート
・国際テニス大会で顔認証とSMS(ショートメッセージサービス)のハイブリッド認証を実験
・非接触型のスマートストア(無人店舗)において、画像認識プラットフォームを用いた来訪者調査実施
・顔認証AIを用いたバスの乗降データ取得の実証実験
・ビッグデータと需要予測AIで不動産価値への向上に取組
・AIカメラによりイベントの運営警備体制のDX化
・ライブ配信企業での生成AIプログラムの提供
・太陽光発電施設での盗難対策にAI監視カメラを活用
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は85,509千円であり、すべてAIソリューション事業に関するものとなっております。
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