トミタ 【東証スタンダード:8147】「卸売業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティに関する考え方
当社グループは、「フェアプレイで世界のものづくりに貢献する」という企業理念の下、持続的に売上及び利益を伸長させ企業価値を高める努力をしてまいります。当社グループの中長期での持続的成長のために、「環境」、「人的資本」への対応をサステナビリティ課題として設定しております。
(2)具体的な取組
①ガバナンス
取締役会は、代表取締役社長及び各所管取締役からの報告や社外取締役からの助言を得て、環境に関するリスク及び機会について検討し、経営基盤の強化と環境製品の開拓を含めた事業機会の拡大を図っております。また、同様に人的資本に関するリスク及び機会についても報告及び助言を得て、適切な経営資源の配分や社内環境を考慮して人員配置を含め検討し、適宜、人事制度、各種規程の制定・変更等を行っております。
②戦略
(a) リスク及び機会に対処する取組
当社グループはサステナビリティに関するリスク及び機会につきまして、次のとおり対応してまいります。
| リスク及び機会 | 対応策 |
環境 | 顧客ニーズが変化することにより市場での競争力が低下するリスク | ・国内外の営業拠点の拡充及び自動化・省力化・DX化提案の拡大及び仕入先との関係強化 |
カーボンニュートラルに対応した商品への顧客ニーズ増加 | ・省エネ・CO2削減に貢献する環境製品の開拓に努め、グローバルで迅速な情報共有及び顧客提案への注力 ・取扱商品においてより生産性が高くCO2削減に貢献するものの割合を増加させる。 | |
地域社会への貢献 | ・地元でSDGsへの貢献を掲げるバスケットボールチームへの協賛 | |
人的資本 | 人材不足に関するリスク | ・次世代人材の育成 ・ジェンダーフリーを含めた多様な人材の採用 |
従業員の安全性確保に関するリスク | ・残業時間の削減、有給休暇取得率の向上をはじめとする社内環境の整備 |
(b) 人材育成方針
当社グループは経営方針として掲げている「技術に強いグローバル専門商社」を目指し、時代の変化に対応して変革を続けるため、世界各地で開催される展示会を通じた情報収集や取り扱い商品の勉強会を適宜実施しております。特に若手や中堅社員につきましては、海外での展示会等への出張研修の機会を増やし、知識・スキルアップを図ることを方針としております。また、若手社員向けの教育プログラム及び各種研修を定期的に実施しており、さらに2021年より、中堅社員向けに代表取締役社長を責任者とした次世代人材育成プログラム「トミタカレッジ」を実施しております。
(c) 社内環境整備方針
当社グループは経営方針として掲げている社員の健康増進及び幸福度の向上を図るため、やりがいのある、より働きやすい職場環境の実現を目指し、長時間労働の是正及び年次有給休暇の取得率向上を推進しております。また、社員に公正な機会を提供するために、グループウェアの積極的な活用をはじめとした社内DXを推進し、社内での情報共有の深化を図ることを方針としております。社員の採用においては、ジェンダーフリーを含めた多様な人材の確保に努めております。
③リスク管理
当社グループでは、代表取締役社長及び各所管営業担当取締役がリスク管理を行っております。前年の評価及びステークホルダーとのエンゲージメントの結果、人的資本及び環境に関するリスクを識別しております。リスクの重要性は経営に与える影響度に基づき評価しております。
④指標及び目標
| 指標 | 目標 | 2022年度実績 |
環境 | 主要取扱商品において年1%以上の生産性向上に貢献するものの割合 | 90.0% | 81.1% |
人的資本 | 若手・中堅社員の海外研修件数 | 10 | 0 |
※トミタ単体について集計しております。
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