企業兼大株主テセック東証スタンダード:6337】「機械 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループは中長期的な企業価値向上に向け、サステナビリティに関する取組が重要であると認識しております。ソリューションを提供する創造業のトップランナーとなり、優れた半導体検査装置を世界中に供給することで、快適で安全な低炭素社会に貢献するというミッションを着実に果たすべく、人材育成や社内環境の整備等に取り組んでまいります。

(1)ガバナンス・リスク管理

 当社グループは、変化の激しい経営環境下において、企業競争力を強化しつつ企業価値の継続的な向上を図るとともに、コーポレート・ガバナンスを通じて、経営監視体制を充実させ、経営の健全性・透明性・迅速性を高めることを経営の重要課題としてとらえております。ガバナンスについては、コーポレートガバナンス・コードに則るとともに、投資家との対話を通じて明らかになった課題について、積極的に議論を進めます。また、取締役会の実効性評価においては、取締役会のあるべき姿を定義した上で、各取締役へのアンケートを実施するなど、取締役会において将来の企業価値向上を見据えた中長期視点での議論の実施に努めてまいります。

 事業環境においては、ISO14001に基づいた環境マネジメントシステム(EMS)を構築し、グループ全体の環境マネジメントサイクルと、拠点・事業ごとの環境マネジメントサイクルを連動させた環境活動を展開しています。また、年1回のマネジメントレビューでは、その活動内容を報告し、経営トップコミットメントによる環境経営を推進しています。

(2)戦略

 当社グループは人材が様々な価値創造の源泉であると考えており、人的資本を鑑みて投資を行うことで、持続的に人的資本やその他の資本を増強することを目指しております。

 サステナビリティの実践に向けて、「組織力」と「人財力」に着目した人材戦略を中心に据え、その向上を図ります。

<人材育成方針>

 当社グループは、人材を資産(=人財)と位置づけ、中期経営計画「Enjoy2.0」で掲げた事業戦略を確実に遂行するため、人材採用を加速しています。安定的な成長を実現するためには、採用を強化し、高水準の人材を安定的に確保し続けることが重要と考えております。

 これまでの新卒採用中心の活動から間口を広げ、即戦力となる中途採用にも注力してまいります。

 また、多様性を意識し、女性社員や外国籍社員の採用枠の拡大及び重要ポストへの登用も進めてまいります。

<社内環境整備方針>

 当社グループは、社員がワークライフバランスを整え、一人ひとりが高いモチベーションを保つことで、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境整備を推進してまいります。

「働き方改革」の中で、長時間労働の是正、ワークライフバランスの支援、メンタルヘルス不調の予防、オフィス環境の整備を行い、より働きがいのある職場づくりを進めることで、社員の更なる定着化にも繋げてまいります。

(3)指標及び目標

 当社グループでは、上記において記載した、多様性の確保を含む人材育成方針、社内環境整備方針について、次の内容を定めております。

 なお、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組みが行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。このため、次の指標に関する目標及び実績は、提出会社のものを記載しております。

<女性活躍推進>

 2030年までに管理職(マネージャー以上)に占める女性労働者の割合を5%にすることを目指し、中長期の視点で、女性が活躍できる環境づくりを推進してまいります。

 組織の意思決定に携わる女性管理職を継続的に増やすため、全女性労働者のうち、管理職候補者を2026年度までに20%以上とするKPIを設定し、育成にも注力してまいります。

・女性管理職比率 2.6%  (2023年3月31日時点)

・全女性労働者における女性管理職候補者比率 12%  (2023年3月31日時点)

<男性育休取得>

 当社は男性の育児休業制度を導入しており、2022年度の取得率は100%、対象者は1名となりました。

 女性がキャリアを中断することなく継続できる環境を整える一方で、女性だけでなく男性の育児参加も促進することで、職場や会社全体で育児への理解を深めることを目指し、男性の育児休業取得率を2025年度までに50%以上、2030年度までに85%以上とするKPIを設定しております。

 育児休業制度の周知徹底により育児休業の取得を促進し、男女を問わず誰もが活躍できる職場環境づくりを推進いたします。

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