チタン工業 【東証スタンダード:4098】「化学」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティ
①ガバナンス
当社グループは、サステナビリティ基本方針を制定し、「中長期的な企業価値の向上」と「持続可能な社会の実現」に資する重要課題を特定しております。具体的には、サステナビリティを巡る課題への対応が、当社グループの事業活動におけるリスクの軽減のみならず、将来の収益機会にもつながる重要な経営課題であるとの認識のもと、当社の本業が生かせ、かつ、成果をあげることができる社会・環境に関する課題という視点から項目を抽出し、最終的には取締役会において、重要課題を決定し、その進捗を取締役会で監督するものとしております。取締役会の議長は、代表取締役社長執行役員であり、その監督について責任をもっております。
・サステナビリティ基本方針
チタン工業グループは、企業理念及び行動指針のもと、企業と社会がともに繁栄する未来志向の経営を追求し、中長期的な企業価値の向上を図りながら、持続可能な社会の実現に貢献します。
・重要課題
1)気候変動などの地球環境問題への配慮
2)取引先との公正・適正な取引
3)自然災害等への危機管理
4)従業員の健康・労働環境への配慮や公正・適切な処遇
5)人的資本への投資
6)知的財産への投資
②リスク管理
当社は、当社グループの重要課題に関連するリスク(以下、「重要課題関連リスク」という。)を含む経営に影響を及ぼすリスクについて、当社の取締役を構成員とするリスク管理委員会で審議するものとしております。リスク管理委員会は、その審議内容及び結果を、取締役会に報告するものとし、取締役会がリスクを監視できる体制としています。
1)組織がリスクを選別・評価するプロセス
各部署が、分掌業務に関わるリスクを選別・評価し、リスク管理委員会に提出するものとしています。リスクの選別・評価結果については、リスク管理委員会が審議するものとしています。
2)組織がリスクを管理するプロセス
各部署が、前年度のリスク対策の実績を踏まえて、選別・評価したリスクに関し、リスクの影響度に応じて対策を立案し、リスク管理委員会に提出するものとしています。リスク管理委員会が、前年度のリスク対策の実績を踏まえて、各部署のリスク評価及びリスク対策に関し、審議することで、選別・評価・対策・モニタリングのPDCAサイクルを回しております。リスク管理委員会は、審議の内容及び結果を取締役会に報告し、取締役会は、リスク管理委員会の報告を受け、リスクに関する事項を監視するものとしております。
3)組織が重要課題関連リスクを識別・評価・管理するプロセスが組織の総合的リスク管理においてどのように統合されるか
重要課題関連リスクを識別・評価・管理するプロセスは、その他のリスクの識別・評価・管理の状況とともに、リスク管理委員会において統合され、取締役会に報告されます。取締役会は、リスク管理委員会の報告を受け、経営に影響を及ぼすリスクに関する事項を監視するものとしております。
(2)人的資本
①戦略
当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成及び社内の環境整備に関する方針は、次のとおりであります。
・人材育成方針
チタン工業グループは、企業理念及び行動指針のもと、中長期的な企業価値の向上と持続可能な社会の実現に向け、自ら考え積極的に行動する人材の育成に取り組みます。
1)国籍、性別、職歴、年齢等に関わらず、社員一人一人がその能力を生かし、自ら成長できる環境づくりを推進する。
2)社員が心身ともに健康で、個々の能力を最大限発揮できる職場環境を整備する。
3)活気あふれる会社となるよう働きがいと成長の両立を支援する。
②指標及び目標
当社グループでは、上記「①戦略」において記載した人材の多様性の確保を含む人材の育成及び社内の環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。
指標 | 目標 | 実績(当連結会計年度) |
女性の採用割合(注)2 | 技術職及び事務職について、女性の採用割合を20%以上 | 60.0% |
年次有給休暇取得率の向上 | 年次有給休暇取得率を90%以上 | 96.0% |
パート労働者の社員登用 | パート労働者の社員登用の積極化 | 1名 |
(注)1 上記指標の実績には、当社の連結子会社であるTKサービス株式会社の実績は含まれておりません。
2 女性の採用者には、パート労働者からの社員登用者1名が含まれております。
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