企業兼大株主スルガ銀行東証プライム:8358】「銀行業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

<経営の基本方針> 

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

企業理念「あってよかった、出会えてよかった、と思われる存在でありたい。」

 企業理念はこれからのスルガ銀行を担う若手・中堅社員からなる「ジュニアボード」が中心となり、ボトムアップをテーマに刷新活動を推進し、策定いたしました。

 企業理念には、次のような全社員の想いが込められております。

・「お客さま本位の企業でありたい」という想い

・お客さまが抱える課題に向き合い、スルガ銀行ならではの付加価値をご提供させていただきたいという想い

・ハラスメントの撲滅、社員やその家族についても大切にして欲しいという社員の声を反映し、お客さまだけで

 なく、社員も大切にする企業でありたいという想い

■コンプライアンス憲章

 当社及びグループ社員のすべての行動・判断の基準となるコンプライアンスに関する基本方針として、「コンプライアンス憲章」を策定いたしました。

■中期経営計画 “Re:Start 2025”(2019年度~2025年度)

 企業理念の実現に向けて、お客さま本位の業務運営を徹底し、コアビジネスであるリテールバンキングへの取組みを通じて、当社独自の価値提供を実現することで、お客さまに心からご満足いただき、社員にとってもやりがいのある“スルガ銀行”の姿を創出するための経営計画を策定いたしました。

 コンプライアンスの徹底と、リスク・リターンの適正なコントロールを行う態勢を構築し、公共性が高い金融機関として“持続可能な新たなビジネスモデル”を展開してまいります。

<企業集団の対処すべき課題>

 当社は、2019年11月から2022年度までを計画期間とした中期経営計画(Re:Start 2025 第1フェーズ)を経て、2023年4月21日に、2023年4月から2026年3月までの3年間を計画期間とする中期経営計画“Re:Start 2025 Phase 2”(以下、「フェーズ2」といいます。)を策定いたしました。

 フェーズ2における経営戦略は次のとおりです。

Ⅰ. リテール・ソリューション事業の進化

 お客さまの“不*”を起点にした“違いの創造”を追求し、お客さまに“あってよかった、出会えてよかった” をお届けする

*不安、不便、不満等

Ⅱ. 持続可能な収益構造の構築

 既存債権回収に伴うトップライン低下を、“3つの施策(4つの自律型プロフィットセンターによる新事業粗利益の成長、コスト構造改革、債権品質向上による実質与信費用の低位安定化)”で打ち返し、持続的成長が実現できる収益構造へ転換する

Ⅲ. リスクテイクとリスク分散

“RAF(リスクアペタイト・フレームワーク)”に則り、選択領域での積極的リスクテイクと検証を繰り返すと共に、従来の特定不動産領域**に集中したリスク構造からの分散を進める

**中期経営計画第1フェーズの本格展開以前に実行した一棟収益不動産(築古・地方所在物件が相対的に高占率)

 また、フェーズ2の策定以降に、ローン等新規実行額の成長及び債権品質向上による実質与信費用の低位安定化等の要因や、株式会社クレディセゾンとの資本業務提携などの当社を取り巻く経営環境の変化を踏まえ、2024年4月4日にフェーズ2のKPIを修正いたしました。

(フェーズ2、及びフェーズ2のKPI修正の詳細につきましては、当社ホームページをご覧ください。

(https://www.surugabank.co.jp/surugabank/investors/managementplan/))

 引き続き、持続可能な地域経済・社会の構築や企業理念を実現するため、全役職員が一体となって努力してまいります。

 株主の皆さま、お客さま、その他ステークホルダーの皆さま方には、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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