ジョイフル 【福証:9942】「小売業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) ガバナンス
当社は、会社法に規定する株主総会、取締役会、監査役会及び会計監査人のほかに経営会議を設置して、業務執行と監査・監督を行っております。
取締役会は、原則として月1回開催されるほか、必要に応じて機動的に臨時取締役会を開催し、法令で定められた事項や経営に関する重要事項について決定するとともに、業務執行状況の報告及び監督を行っております。また、監査役全員は取締役会に出席し、取締役会の意思決定及び業務執行取締役の業務執行の適法性・相当性について監視・確認し必要意見を述べるとともに、取締役等へのヒアリングにおける意見交換等により、コーポレート・ガバナンスの維持・向上に努めております。
経営会議は、代表取締役社長が議長を務め、その他のメンバーは取締役の他、各部門責任者(内部監査、品質保証、総務、人事、経理、店舗開発、営業企画、商品開発、購買、生産物流、店舗システム開発、新業態開発、社長室)で構成され、原則として毎週開催し、経営及び各業務運営管理に関する重要な事項について協議を行い、迅速かつ的確な意思決定を行っており、常勤監査役が出席し、有効・適切な監査が行われるようにしております。会社法及び金融商品取引法に基づく会計監査においては、有限責任監査法人トーマツが監査業務に当たっております。有限責任監査法人トーマツ及び当社監査に関与する業務執行社員と当社との間には、特別な利害関係はありません。なお、同監査法人は、業務執行社員について、法令等に従い、当社の会計監査に一定期間を超えて関与することがないよう措置を講じております。
(2) 戦略
当社は、地球温暖化対応として、店舗の食材廃棄ロスを抑制するため、商品の売上構成比等のデータを基に最適な配送量や生産量の管理を推進しております。自社の工場においては、省エネ型自然冷媒機の導入やソーラーパネルの設置など低炭素社会の実現に向けた取組を実施しております。
また、持続可能な社会の実現への取組とし、「フードバンク」への寄付を実施しております。
会社の成長を支える人材戦略においては、2019年に福岡県築上郡築上町に研修施設「ジョイフルカレッジ」を設立し、新卒研修や新任店長研修などの階層別・役職別の研修を行い、人的資源の能力向上を図っております。
また、働きやすい職場環境づくりを推進し、モチベーションの向上、労働生産性の向上、組織の活性化を図るため、2020年から健康経営実施を目標と定め、「健康増進、生活習慣病予防対策」「メンタルヘルス対策」などの取組を実施しております。結果として、2021年3月より「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定されております。
(3) リスク管理
当社は、地球温暖化による異常気象がもたらすリスク及び機会を「災害発生による店舗の営業休止リスク」「気候変動リスクを低減させるための食材廃棄ロス金額抑制による利益貢献」と認識しております。このリスクを回避するために、営業本部が主体となり、二酸化炭素やメタンガス排出の原因となる生ごみ排出に関して、毎月の食材廃棄ロス金額の分析を行っております。
また、毎月開催される取締役会において、月単位の食材廃棄ロス金額の増減要因及びその対策を報告することで、気候変動に影響を与えるリスクの管理をしております。
(4) 指標及び目標
環境問題に関しましては、当事業年度末において検討中のため開示を省略いたします。
当社は、人材の多様性を確保することが中長期的な企業価値の向上に向けた人材戦略において重要であると認識しており、健康経営を推進し、働きやすい環境を整え、多様な人材が能力を発揮できる職場環境の確保に努めており、下記指標に目標値を設定しております。
指標 | 実績(当連結会計年度) | 目標 |
管理職に占める女性労働者の割合 | 5.4% | 10.0% |
男性労働者の育児休業取得率 | 13.3% | 50.0% |
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