コア 【東証プライム:2359】「情報・通信業」 へ投稿
企業概要
当社グループは、高度な科学技術を基礎とするイノベーションにより、大きく変化しようとする現代社会の市場を先取りするため、先端先進技術の導入と戦略的活用に力を入れております。研究成果は、当社グループの製品・商品化、さらには他企業との協業等に取り組んでおります。これまで特に研究開発投資してまいりましたグロースエンジンとなる未来社会ソリューション事業及び産業技術ソリューション事業においては、各戦略のもと新たな市場開拓、これまで培って来た事業分野の拡大を目指し、顧客ニーズの本質を見据えた戦略製品の一層の創出、ラインナップ強化を図ってまいります。
(1)研究開発体制
当社グループにおける研究開発活動は、コア・コンピタンス拡大を基本方針としてテーマを選定し、事業計画化した上で、実行に必要なチームを都度編成しております。また、これを当社グループ全体のソリューション事業を統括するソリューションビジネス本部(現:グロースエンジン事業本部)が取りまとめ、審査を行っており、このような社内体制によって日々進化するICTに関して全社的な技術追究を図っております。
(2)研究開発費用
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は265百万円であります。
(3)セグメント別の研究開発概要
未来社会ソリューション事業(当連結会計年度の研究開発費 164百万円)
・公共ソリューション
全国の官公庁・自治体向けに提供している、異なる業務システム間のデータを一元管理する情報管理ソリューションの機能拡充に加え、クラウド利用におけるユーザビリティ、セキュリティ強化による情報利活用の促進に向けたプラットフォーム強化、BCP、防災分野での情報利活用を促進する地図AI及びデータ利活用に対する横断検索製品の開発を実施しております。
・医療ソリューション
医療介護分野向けの電子カルテソリューション「i-MEDIC」において、製品優位性と汎用性を向上させるための研究開発を実施しております。
産業技術ソリューション事業(当連結会計年度の研究開発費 101百万円)
・IoT(AI)ソリューション
クラウド型点呼システム「Cagou ⅠT点呼」において、運送業における遠隔点呼と業務後自動点呼機能を拡充し、物流・運送業界の2024年問題、労働力不足という課題解決に取り組んでおります。
・メディアソリューション
電子テロップ中核技術の次世代化や、情報バリアフリーに向けた生成AIの活用研究、自社の特許技術を軸に新たなソリューション創出の研究開発を実施しております。
・GNSSソリューション
準天頂衛星みちびきに対応した高精度測位ドローンを点検に利用するためのソフトウエア「ChronoSky Eyes」により、立ち入りが難しい場所でも、現地で最新の3次元地図を作成することで、障害物に接触することなく安全に飛行することを可能とする目視外点検見える化ソリューションのパッケージ化に向けた研究開発を実施しております。
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