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企業概要

(1) 取り組み方針

 サステナビリティビジョン  

 ライフタイムスポーツ文化の進化と発展

 当社は、ライフタイムスポーツ(人生を豊かにするスポーツ)文化の進化と発展に努め、当社の技術と事業活動を通じて、カーボンニュートラルを目指す脱炭素経営の推進、豊かな森林や水辺の保全、サステナブルな製品・サービスづくり、自然体験を通じた環境学習機会の提供、働きがいのある職場環境・人材活躍の推進に取り組み、「人と地球が共に生きる持続可能な社会づくり」に貢献します。

(2) マテリアリティ

「ライフタイムスポーツ文化の進化と発展」に向けて、「これから優先して取り組む課題」として、①カーボンニュートラルを目指す脱炭素経営の推進、②生物多様性保全の推進、③資源循環の推進、④フィッシング・スポーツ文化の牽引、⑤働きがいのある職場環境・人材活躍の推進、の5つを特定しました。

(3) ガバナンス

 当社は気候変動などの地球環境問題への配慮、人的資本および人権の尊重などサステナビリティ課題を重要な経営課題であると認識し、これら課題への取り組みを組織的に推進するため、サステナビリティ担当役員を選任し、サステナビリティ推進室、サステナビリティ戦略会議・サステナビリティ推進会議を設置しました。

「サステナビリティ戦略会議」で気候変動や人的資本等、サステナビリティ課題全般に関する検討を行い、取締役会に上程・報告し、取締役会が監督・指示を行っております。

 取締役会で審議・決定された議案は、「サステナビリティ推進会議」を通じて各部門に展開され、それぞれの経営計画・事業運営に反映してまいります。

(4) リスク管理

 気候変動や人的資本等に関連するサステナビリティ全般のリスクについて、重要性を踏まえながら「サステナビリティ戦略会議」で継続的に確認してまいります。

 サステナビリティ関連リスクの管理プロセスとして、「サステナビリティ戦略会議」を通じて、リスクに関する分析、対策の立案と推進、進捗管理等を実践してまいります。

「サステナビリティ戦略会議」で分析・検討された内容は、取締役会に報告し、全社で統合したリスク管理を行っております。

 なお、最新の取り組み状況・進捗については、当社ホームページ内にあるサステナビリティに関するウェブサイトにて発信しております。

(5) 人的資本への取り組み(人材に関する取り組み)

 当社グループは、「新・中期経営計画2025(2022年度~2025年度)」の達成と、その先の持続的な成長を実現するために、人材をより重視した経営を進めてまいります

① 人材育成方針

 当社は、行動指針5Key Promisesに基づき、新たな発想、豊かな発想で自発的に考え行動する人材を育成することを基本方針としております。

 攻めの経営を堅持し、持続的に成長可能な経営基盤を構築していくためには、変革を牽引する次世代の経営幹部をはじめとした全ての従業員が意欲的に成長していくことが必要であります。

 特に、「リーダーシップ」・「育成」・「スキル/経験」の観点から、社外との積極的な交流を通じ、様々な知見を取り込みながら従業員が「個」の能力を高め、組織力の向上に繋げることが重要と考えております。

 この実現に向けて、従業員の育成、能力開発に関する様々な取り組みを進めてまいります。

5Key Promises(5つの大切な約束)

 Make it Wow!

自ら楽しみ、人生の新たな感動”Wow!”を世界中にとどける。

 Open Our Minds

自由な発想、多様な価値観で、これからの豊かさを生みだす。

 Be Innovative

テクノロジー、アイデア、感性で、未知をデザインする。

 Be Earth-Friendly

地球を想い、世界中の仲間と豊かな自然を未来へつなぐ。

 Play Fair

常にフェアであり続け、人とその先の社会に貢献する。

 取り組み状況

●教育・研修

 全ての従業員に各種研修や通信教育補助をはじめとした教育や育成の機会を提供し、能力を高める取り組みを推進しております。

項目

2021年度

2022年度

教育研修費用(百万円)

35

60

(注) 当社の数字

1. 階層別研修

 社内階層ごとに求められる役割の違いやその実践に必要な意識・知識・スキルを身につけることを目的とした研修を実施しております。(新入社員研修、中堅社員向け研修、新任課長・係長研修など)

項目

2021年度

2022年度

人数(名)

175

201

2. 選抜型研修

 リーダーシップ、マネジメント、経営に関する実践的な戦略立案及び経営意識の醸成に資する研修を実施し、次世代リーダーの育成を行っております。

項目

2021年度

2022年度

人数(名)

12

19

3. 公的資格取得奨励

 専門能力向上を図る企業風土を醸成し、会社の業績向上に寄与できる専門家づくりを進めております。

項目

2021年度

2022年度

人数(名)

28

22

② 社内環境整備方針

 当社グループは、感動提供企業・日本発グローバル企業として更なる進化を図るために、多様な人材や価値観を積極的に取り入れ、新しい働き方への対応をはじめとして、従業員一人ひとりが活躍できる職場環境を創り続けてまいります。

 取り組み状況

 当社は、「働きがいのある職場環境・人材活躍の推進」をマテリアリティの一つに掲げ、特に「身体的健康」・「福利厚生」の観点から、従業員が最大限に力を発揮できる職場づくりと機会の提供に取り組んでおります。

 これら人的資本に関する取り組みの進捗・効果を把握するために、エンゲージメントサーベイを行っております。

●時間外労働

 従業員が生産性の向上とワークライフバランスを両立して働き続けられるよう、時間外労働管理及び過重労働の防止に努めております。

項目

2021年度

2022年度

一人当たり平均時間数/月(時間)

15.9

16.8

(注) 当社の数字

●有給休暇取得

 従業員一人ひとりが仕事と生活の調和を図り、心身のリフレッシュやゆとりある生活の向上を進めるため、1日、半日、時間単位の取得促進に努めております

項目

2021年度

2022年度

一人当たり平均取得日数/年(日)

9.7

12.8

(注) 当社の数字

●健康管理

 従業員に定期健康診断及び特殊健診(特定の職場)の受診と二次健診の積極的な受診を促すことに加え、年齢による対象希望者に対し、人間ドック及び大腸内視鏡検査を実施することで、健康状態を定期的に確認し、体の異常や病気の早期発見と健康の維持促進に努めております。

項目

2021年度

2022年度

人間ドック受診者数(名)

224

264

大腸内視鏡検査受診者数(名)

50

50

(注) 当社の数字

●ライフタイムスポーツ奨励

 ライフタイムスポーツとの関わりを深めるとともに、従業員間のコミュニケーション向上を促すための費用を助成する「ライフタイムスポーツ奨励制度」を整備しております。 

項目

2019年度(参考)

2021年度

2022年度

のべ利用者数(名)

542

(注) 当社の数字

   2020年度以降はコロナ禍により中断しましたが、2023年度より再開いたします。

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